行ってきました! 日本で一番楽しそうな社員たちが働く会社、サトーカメラ

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

売っているのは商品じゃなくて思い出でした! 日本で一番楽しそうな社員たちが働く会社

佐藤勝人さんとの出会いは、拙著「愛されるサロンオーナーの教科書」を出版するきっかけとなった京都出版合宿。

出版合宿で、司会進行をしていただいていたのが佐藤さんでした。

スタートは町の小さなカメラ店から、現在は栃木県内で18店舗もあるサトーカメラさん。

佐藤さんといえば、地域一番店を作る天才の「THE商人」です。

大手の度重なる出店攻勢にも全く屈さずに、リピート率80%、利益率はなんと40%。

私たち美容サロンが目指すべき数字でもあります。

その経営手腕がメディアでも話題になっているお方です。

著書は多数ですが、私が大好きなのは「本物商人・佐藤勝人のエキサイティングに売れ!」と

日本でいちばん楽しそうな社員たち」ぜひ読んでみてください!!

今回、サトーカメラさんに、一お客としてお邪魔して視察をしてきました。

もう、まさに、日本でいちばん楽しそうな社員さんが、エキサイティングに売っていました。

カメラ屋さんといえば、商品はカメラ、ですよね?でもサトカメさんで売っているのは、思い出人との繋がりでした。

佐藤さんの考え方では、「どんな時もお客様が絶対に正しい」のですが

お店全部に、スタッフさんお一人お一人にその考え方が根付いていることを肌で感じてきました。

地域一番店を18店舗も作るということがどういうことなのか、
 
本当にすごいカメラ屋さんです。いや〜本当に勉強になりました。

お店に一歩入ると、テーマパークのようなハッチャケ感。楽しそう!ワクワクする!そんなお店です。

入り口には常にスタッフさんがいらして、お客様が話しかけやすい雰囲気。

その他にも、たくさんの役割の方がいました。

ご著書で拝見して、見たかったのがこの写真をプリントするコーナー。

私も2時間はいましたが、お客様が入れ代わり立ち代わり、お席がずーーーっと埋まってるんです。

写真やアルバムをデコレーションするための、マスキングテープやツールが使い放題のデコレーションコーナーにも、女子高生らしきお客様がずっと座っていたし。

もちろんカメラを見にきているお客様もいれば、子供さんだけで、写真印刷の機械を操作している姿も。

本当に街の人がみんな来ているような客層です。

スタッフさんもその全てのお客様に対応するべく、たくさんいて、

店内のスタジオ辺りにはカメラマンさんが、カメラ売り場には担当の方が。入り口や写真プリントのコーナー、キッズスペース、入り口にも。

サトカメさんではスタッフさんのことを「アソシエイト」(仲間)と呼んでいるのですが、

店内の全てのコーナーに、アソシエイトさんがいい感じに配置されているんですよね。で、お客様も含めてみんな楽しそうにお話をしてる。

この雰囲気って、一朝一夕では作れないよな〜と感動しきり。

 

肝心のサービスは、今回は写真のプリントをしてもらいました。20枚前後の写真をセレクトして、A3位の一枚ものにしてもらえる商品があったので

早速アソシエイトさんが、丁寧に操作方法を教えてくれました。

お一人で来ているお客様には、アソシエイトさんが横について、写真にまつわる色々なお話をしながら楽しそうに作業していました。

私は、このコミュニケーションこそが、リピート率80%の理由だ!と思いました。

写真て、一枚一枚に思い出があって、撮った人はその情景を思い浮かべながらセレクトしています。

その横でアソシエイトさんが操作方法を教えてくれつつ、話を聞いてくれるんですよね。

「これ、すごくいい写真ですね」「そうなんですよ〜これね…」という感じで、本当に楽しそうにお話ししている姿がとても印象的でした。

 

お客様とコミュニケーションがもっと取れる店づくりを

何よりも見習うべくは、あのコミュニケーション。話しかけです。

常に、お客様が何か探していないか、困っていないか、アソシエイトさんのアンテナが素晴らしい感度で対応していました。

コミュニケーションを取るための仕掛け・きっかけが、プリントコーナーや、デコレーションコーナーやキッズスペースにあるんですよね。

 

私たちはつい、サロンワークをしていると、「技術」だけに目が行きがちです。

でもお客様にとって美容が手段ならば提供するのは施術サービスだけで良いですが

お客様の目的が、綺麗になってもっと自分に自信を持つこと、とか

サロンに来て、スタッフと楽しい時間を過ごすこと、とか

施術サービス以外にあるはずです。

いえ、初めはその目的がなくてもサロンに通うに連れて目的が変わって行く、と言ったほうがいいでしょう。

私たちは、髪や爪、身体の施術サービス以外にも、お客様自身や、人生に対して、できることがたくさんあるのではないでしょうか?

サトカメさんのお客様の目的は、初めは「カメラを買いに行く」だけだったかもしれないけど、そこから写真を素敵に印刷して、

それをデコレーションしたり、贈ったり、年賀状にしたり、誰かに「見せる」ことに繋がっているように感じました。

何のために人に見せるのか?といえば、やっぱり、思い出や写真にこもった想いを共有したいからではないか?と思います。

私たち美容サロンに来るお客様は、何のために、誰のために、綺麗になりたいんでしょう?

どんなコミュニケーションが取れていれば、お客様の目的をチャンクアップ(より本質的な目的に、抽象度をあげる)することができるんでしょうか?

 

私が今回の視察で学んだのはまずは、場所作りが必要ということ。

サトカメさんでいう、プリントコーナーはサロンでいうならば、メニューを選べる待合はどうでしょう?

デコレーションコーナーは、もっと綺麗になれるヘアアレンジを教えたり、いつもとは違う自分になれるメイクコーナーはどうですか?

 

サロンでは「どうしたらできるのか?」を考えてみたら、

サロンの一角にインスタのフレームや、ウォールシールなどを使って撮影コーナーを作って、施術後の最高に綺麗なお客様を撮影、その写真をお客様にプレゼントする、

フェイスブックやLINEなどのSNSのプロフィール画像に使えるように送ってあげる、もできそう。

綺麗になった姿って、写真に撮っておきたいけど、自撮りは恥ずかしい…と思っている方が多いです。

毎回写真撮影サービスがある、これも差別化の一つにできそうですよね。

私も自分が綺麗に撮れている写真って手元に置いておきたいですもん。

当サロンでも、施術後の写真を毎回お礼状としてお送りしていますが、すごく喜ばれるんですよね。

コレクションにしていただいている顧客様も多く、

これまでの美の歴史が自信をくれる、と言ってくださったお客様もいました。

 

カメラを買うだけの場所じゃない、そんなサトカメさんに倣って

私たち美容サロンも、綺麗になったその後のこと、その先の未来をお客様と共有していけたら、どんなに楽しくなっちゃうか♡

まさに「エキサイティングに売れ!」ですね。

 

本当に、すごいカメラ屋さん、サトカメ。興奮冷めやらぬ気持ちで今日のブログを書きました。

ブログ掲載をご快諾いただいた佐藤勝人さん、ありがとうございます。

 

早速当サロンにも、「コミュニケーションが取れる場所」を作ってみようと思います。

最後に、サトカメさんのPOPも本当にお見事。サクサクっと作っている感はあるのですが、

わかりやすく、どれも心が動くPOPでした。


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

明日もあなたのサロンが幸せでありますように。

 

幸せサロン育成コーチ げしあゆみ


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