こんばんは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
美容サロンに必要な「営業力」
これからのサロンに、
絶対に必要だと思う「チカラ」=営業力。
私が、お金も人脈もない中で
無借金経営で、サロンを10年間続けてこれたのは
この営業力があったからに他なりません。
自分や、自分のサロンを売り込む力は
『ブランディング力』にもつながります。
と言っても、営業って売り込むってこと?
誰に?何を?
と、思う職人オーナーの方、
ご安心ください。
営業は、私たちが普段お客様に
サロンという現場で直接やっていることを
お相手を変えてやればいい、だけのことです。
美容サービス業に携わっている人ならば、
備わっている力なのです。
今日はその潜在能力の引き出し方、
活かし方をお伝えしますね。
そもそもなぜ、営業力が必要か、というと
私たちサロンオーナーの
商圏は思っているより広く、
街の人口の数%でも
サロンに来てくれたら、
広告なんて打たずとも自力で集客ができるわけです。
以前にご紹介した「アライアンス集客」も然り、
お一人サロンのリスクヘッジをすることも然り。
スタッフ育成へのシナジーだって
起こせます。
こうした業務提携も「営業力」なくては
なし得ません。
自分のサロンの魅力を伝え、
どれだけのメリットやベネフィットを生むのかを
伝える力=営業力。
欲しい、と思ってもらえる、
買ってもらう伝え方、働きかけ。
これができると、
一気に商圏が広がります。
本当にそれは見事に。
一般的なサロンでは、広告やちらしで集客するところですが
業務提携先が5社もあれば、同じ数の集客が可能です。
業務提携、アライアンスでは
自分一人ではヘッジできないリスクも
自分一人では到達できない
ステージに行くこともできる。
この元になっているのが「営業力」です。
地域に愛されるため。
商圏を広めるため。
チャンスに愛されるため。
ビジネスとして展開するため。
私の営業セオリーは
シンプルです。
- 相手の期待ラインを知る
- 自分が絶対にできることを約束する
- 出来ないことには代替案を伝える
- もうひとつ期待ラインを超えることを用意する
- 3.は相手には伝えない。サプライズでとっておく。
- 最後に用意しておいたサプライズをする
例えば、業務提携を近所の美容整形クリニックに
持っていったときの話。
❶相手の期待ラインを知る
まず、徹底的にホームページを見ます。
出来れば実際に伺います。
客層とか打ち出してる広告媒体をリサーチします。
その上で、先方のメリット・ベネフィットを
出来るだけ多く用意した提案書を作って
お見せします。
難しいオーダーを受けた時用の
代替案も用意しておきます。
→大体一度目は振られます。
❷自分が絶対にできることを約束する
その場で宿題を作って、お約束をします。
また会うための口実のようなものです。
❸出来ないことには代替案を伝える
価格的な交渉や、条件面で
難しいオーダーを受けたときは
事前に用意しておいた代替案をご提案。
❹もうひとつ期待ラインを超えることを用意する
次お会いする時までに、期待ラインを超えることを
用意します。
例えばこの時は
まだネイルがそんなに浸透していない頃でしたので
施術の流れを動画に撮ってお見せしました。
そのクリニックの患者さん、客層に合わせた
サンプルを作って実物を見ていただいて
既存のちらし一枚、一枚に
『○○クリニックへご来院の方へ』と
手書きのメッセージ(をコピーしたもの)を
ホチキス止め。
ちらしを設置するラックにもPOPをつけて
お渡し。
クリニックで働くスタッフさんたち
のための特典も用意しました。
❺3.は相手には伝えない。サプライズでとっておく。
❻最後に用意しておいたサプライズをする
お約束をきっちり守ったのちに、
じゃじゃ〜んでサプライズ!
この準備や段取りに感心、感動をしていただけます。
自分の大切な人を大切にされたら
嬉しいですものね。
これって、何かと同じだと思いませんか?
そうです、接客。
おもてなし。
クレーム対応。
紹介を生む仕組みも同じ。
冒頭でもお伝えしたように
私たちにとっては
全然出来ることなんです。
それを、サロンの外でもやるだけなんです。
まずは、お客様への物販から。
近くの隣接業のサロンから。
やってみたら分かりますけど、
超楽しいですよ、営業。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
幸せサロン育成コーチ げしあゆみ