やる気も能力もあるのに、空回りしてるサロンオーナへ

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

#美容室 #エステサロン #ネイルサロン #サロンオーナー #サロン経営 #頑張り方間違ってるよ #空回り

やる気も能力もあるのに、空回りしてるサロンオーナへ

「空回り」これは、開業一年目の私が実感していた言葉でした。

やる気と勢いだけで、顧客ゼロから開業した私は、

「技術が良ければ、接客を頑張っていればサロンの売り上げは自ずと上がるはず!」と思い込んで、

猪突猛進で頑張っていました。

 

「こんなに頑張っているのに成果が出ない」

「こんなに頑張っているのに売り上げが上がらない」

こんなに頑張っているのに、どうして空回りしてまうんだろう・・・

何が間違っているんだろう・・・

自分ではわかりませんでした。

 

当時の私が、どんな風に頑張っていたかというと、

お店の売り上げが上がるように、と

技術系のセミナーや講習を受けまくって

一日に12時間サロンワークをして、とにかく休みなく働いていました。

毎日ポスティングをして

家賃が払えないから、営業前後はコンビニと吉野家でバイトしたり。

嫌なお客様でも、必死に低姿勢で対応していたり。

 

結構、頑張ってるでしょ??笑

なのに成果が出ない・・・

腐りそうでしたよね。ホント。

 

こんなに頑張っているんだから、もっとうまくいってもいいじゃないか!!と思っていたし

それでもどうしたらいいかわからなかった私は

頑張ればなんとかなる」と”頑張る信者”でい続けたのでした。

 

 

 

 

頑張り方、間違えていませんか?

今なら、かつての私も含めて、空回りする人の理由がわかります。

大きく分けると2パターンあります。

 

1つは「頑張るポイントがずれている」ということ。

「そこ、頑張るところじゃないんだよな〜」というところを頑張ってしまっているので、成果がいつまでたっても出ません。

 

本当に頑張った方がいいことやポイントは外してしまっていて、

 

  • お客様からは求められていないこと
  • 成果の出ないやり方や考え方
  • 自分の思い込みによるやり方

を頑張っちゃっているパターンです。

ズレてる時って、ホントこれに尽きるんです。

 

ズバリ、当時の私を一言で言うなら「ひとりよがりの頑張り屋さん」です。

 

先述の私の例でいうと、

当時の私が、お金や時間をかけて学ぶべきだったのは「技術」以上に

サロン経営」や「サロン集客」「スタッフの育成」でした。

見当違いの努力をしていたのも自分なりの理由があって、

「技術が良ければ、接客が良ければお客様はきてくれる。リピートしてくれる」という思い込みがあったためでした。

 

がむしゃらに休みなく一日に12時間のサロンワークするよりも、

客単価や来店サイクルを上げる方法や、メニューを考えるべきだった。

 

ポスティング以外にも、自分のサロンに合った集客方法やツールを、しっかり学んで試してみれば良かった。

他の手法がうまくいくかどうかなんて、やってみなくちゃ分からないんだから。

 

 

バイトするより、集客を増やし、客単価や来店サイクルをあげたり、

何よりリピーター様が増えることを頑張っていた方が絶対良かった・・・

 

嫌なお客様に使う時間は、今なら一番無駄な時間だとわかります。

自分が本当に幸せにしたいお客様は誰なのか?

そのお客様以外の方はお断りしたり、嫌われてもいい!と、毅然に振る舞う「勇気」を持てるように頑張るべきでした。

 

 

当時、私の中で思い込みであったのって

  • 成果を出すには、成功するには絶対「苦労」しなくちゃならない!
  • 楽して、うまくいくなんて絶対ダメ!
  • 嫌なお客様も修行だと思ってやらなきゃダメ!
  • 高技術と高サービスをお客様は求めている!

 

というものだったんですね。

「成果を出せない理由」「うまくいかない原因」をちゃんと見ようとしていなかった。

 

現実や状況を観察し、

うまくいっていないやり方・成果の出ていないやり方は「変えれば」いいし

やり方がわからないなら、学べばいい。

 

この辺りのスタンスは技術と同じです。

集客だってカウンセリングだって、スタッフ育成だって「全て技術」なんです。

誰でもちゃんと学べばできるようになるんです。

 

出来てる人に教わったり、お任せしちゃった方が早いし、

本当に頑張るべきことに一日でも早く時間や努力を使いたいです。

 

 

自分が望んでいる成果に向けてのルートや方法を一つしかない!って思い込むなんてせっかくの「頑張り」もお金も時間も、本当にもったいない!!!

 

 

 

2つ目は「やりたいことじゃなくて、やりべきこと」に押しつぶされていること。

「やるべきこと」というのは、頑張らないと出来ないこと。気が重いこと。専門ではないこと。

いつも山積みで、やってもやっても終わらない。

毎日未完了のタスクに追われているような気持ちになります。

でも実は、本当にやらなきゃいけないことって、そんなに多くない。

 

例えば私の場合、サロンの事務作業や経理、

必要以上に作り込んでしまうマニュアルや、スタッフのシフト。

無理してまでつくる夕飯の支度。

全部が私じゃなくてもできること、でした。

 

 

 

自分のエネルギー・感情を奪っているものはだいたい必要のないものです。

しんどくて、やっていても笑顔になれない、やりたいことまで嫌になってしまうくらいなら

その「やるべきこと」はやらない方がマシです。

 

「自分がやらなきゃ誰がやるの?!」と思いますが、これも思い込み。

スタッフに任せたり、外注したり、専門家に任せたり、

外部のサービスを頼んだり、ソリューションやアプリケーションだって発達しています。

国のサポートを受けられることだってある。

そもそもその仕事は「やるべきこと」なんかじゃなくて、売上的にも手放すべきことだったり。

 

自分の手から手放してみると、全然平気!

なんでもっと早く講師なかったんだろう!と思うはずです。

 

これ以上自分に必要のない苦痛を与えるのは、やめてあげてください。

本当に必要なところでは、自然とエネルギーって湧いてくるものですよ。

 

「やりたい」と思うもの、「自分にしかできない」と思うものはやる。

やらなくてもいいことはやらない。お金で解決する。誰かに任せる。思い切ってやめてみる。

要は、自分がやる以外の「他の方法」を調べたり、検討してみてください。

「やりたくないことをやらないで済む方法」を考えもしないで

自分の気持ちや時間を犠牲にすることはもうやめましょう。

 

 

私も、まるで誰かにやれ、といわれているような

「頑張らなくては成功させないぞ」と脅されているような気持ちになっていました。

でもね、

本来は自分がやることは、本来自分で選択できることのはずです。

「100%やりたいことだけ」をしたっていいのです。

その方が、成果も出るし、なんといっても楽しいから!!