こんにちは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
サロンのお悩み②「自分がどうしたいのか見失った」時の解決策の見つけ方
昨日のブログでは【サロンの選択①「どうしたらいいか分からない…」時の解決策の見つけ方】というテーマで、
「どうしたらいいか分からない」というお悩みを分解すると、この3つに分類されます、ということをお伝えしました。
- 「〜したいけどできない」「やり方がわからない」
- 「やらなきゃいけないとわかっていてもやる気になれない」
- 「どうしたいかがわからない」
この中でも「〜したいけどできない」「やり方がわからない」「やらなきゃいけないとわかっていてもやる気になれない」についてはぜひ昨日の記事をご覧くださいね。
本日は「どうしたいかがわからくなった」時の解決の仕方について扱います。
一番厄介な問題は③「どうしたいかがわからない時」
どうしたいかが分からない、というのは自分の目標、向かうべきところを見失っていて、悩みや問題の抽象度が高く、いわゆる漠然とした悩み・不安だったりします。
課題がとても大きく感じられて、なかなか生産的な行動がなかなかできないため、モチベーションもどんどん下がってしまうし、そんな自分が嫌になっちゃったり。
こんな時、自分が本当はどうしたいかを、明確に知る（思い出す）ステップがあります。
- 悩みや問題とは全然関係のないところでの「やりたいこと・欲しいもの」を書き出す
- それが手に入った時の状態・感情をイメージする
- 現実・今の状態とのギャップを知る
- そのギャップを埋める方法論を書き出す
①悩みや問題とは全然関係のないところでの「やりたいこと・欲しいもの」を書き出す
まず取り組んで欲しいのが「”やりたいこと””欲しいもの”の書き出し」です。
書き出しの目的は「今の自分を知ること」なので、「達成しなくては！！」というhave toにならないように注意してくださいね。
ワクワク、デレデレできる、純粋に「やってみたい」「欲しい」「こうなったらいいな〜」と思えることがベスト。
今の課題や悩みと全然関係のないことでの目的・目標を書くことの効果はまず、俄然モチベーションが上がること。
もし、文字に起こすのが億劫ならば、雑誌の切り抜きやインターネットからの画像の保存でもOK
自分が今求めていること、を知ることが大事なのです。
②それが手に入った時の状態・感情をイメージする
手に入った時の感情をイメージする、味わうのはとても大切なプロセスです。
例えば単純に「お金が欲しい」だったとしても、そのお金で何がしたいか？そこまでをイメージすることで、目的がはっきりします。
家族で旅行に行きたい→「子供達の笑ってる顔が眼に浮かぶな〜」
新しい痩身の機械が欲しい→「効果が出たお客さまの笑顔が見れて嬉しいな〜」
これが、本当に「自分がどうしたいか」ということの答えなんです。
欲しいもの・叶えたい夢や目標、というのは、実はそれ自体を手にすることではなく、それを手にした時の感情が本当の目的です。
仮に年収1億円になったとしても家族や自分の犠牲の上に、では意味がありませんものね。
資格やモノ、ではなくそれを手にした時の状態・感情がゴールとなると、
その感情は今すぐ実感することができます。
③現実・今の状態とのギャップを知る
で、今度は現実を知って欲しいんですが、その欲しいもの・なりたい状態においての現状を知ります。
例えば、「脱毛の機械が欲しい」だとしますね。今の状態は、「ない。買える見込みもない。脱毛メニューができない。全然無理。今の利益率だと購入するなら1年は先になってしまいそう。」
④そのギャップを埋める方法を10個以上書き出す
- じゃーリースならいけるんじゃないか？
- 他の機械はどうだろう？
- 脱毛メニューがいいなら原価の低いWAXはどうだろう？
- 今のフェイシャルの機械で、もっと単価をとれないか？
- みんなに募金を募るのはどう？
- 補助金はないのかな？
こんな風に思いつく限り、考え出します。
このプロセスは昨日の「どうしたらいいかわからない時」と同じですね。
あとはもう優先順位をつけて、行動していくのみです。
動けば状況が必ず変わります。何も行動していないから解決しなかっただけなんですね。
考えてもわからない時は、動いてみる。動いてダメなら考える。この繰り返しなんです。
ちなみに、こんな風に自分の直感が鈍っている時、自分の気持ちがわからない時というのは往々にして「無理のしすぎ」が背景にあります。
私はこんな「どうしたいかが分からないんです」なお悩みを受けた時、コンサルというよりコーチの視点でお話を聞くようにしていますが、「どうしたいか・どうありたいか」というのは、私が引き出すまでもなく、もうご自分で言葉にしているんですよね。
「○○のメニューを扱いたい」「サロンを出したい」「メーカーの看板を下ろしたい」
“けど”の前にある「〜したい」が自分が本当にしたいことです。
そう、もう「どうしたいか」というのは実は分かっているんですよね。
これをどうしたらできるか？と一緒に考えて、出来るまで、成果が出るまでの行動を重ねるサポートをするのはコンサルの仕事です。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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