こんばんは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
今、頑張っていることが、無駄な努力にならないために
今、集客のために、リピート獲得のために、
お客様を喜ばせるために
売上を上げるために、サロンを発展させるために
頑張っていること、きっとあるかと思います。
その努力が無駄になってしまうことがあります。
それはすでに上手くいかないと分かっているやり方をすること。
当然といえば当然の話なのですが、
上手くいかない、成果が出ないと分かったことは
やり方を変えなくてはいけませんね。
やり方が同じ以上、何度行っても
同じ結果しか生みません。
努力と成果、その繰り返しで成長をしていくわけですが、
無駄な努力にならないために欠かせないのが
データ化。
上手くいかなかった時だけ、その原因を考えがちですが
上手く行った時も同じです。
必ず結果には原因があります。
最近こんなご相談を続けていただいたんですが、
「私は得意なお客様と、苦手なお客様がいます。
苦手なお客様には施術に時間がかかってしまうんです。」
というお悩み。
つまり、得意・苦手なお客様によって施術にかかる時間が変わってしまう、
→
この場合のゴールは
「得意・不得意に関わらず施術時間を一定にしたい」
ということになります。
ここでまず、
どんなお客様は得意で苦手なのか、
その傾向のデータを取ります。
この場合は施術時間の長さ、という基準があるので
簡単にデータ化できると思います。
苦手なお客様に対して、フォーカスして
苦手な理由やどうすれば苦手じゃなくなるのか?
という方法(=努力)をとる、
これはこのスタッフさんもできていて、
それでもどうにもならない、
気持ちの問題とは分かっているんだけど…
ということでした。
ここで新たな提案として、
得意なお客様の傾向を知る、ということ。
得意なお客様はどんな方で、
自分がどんな気持ちで過ごせているのか
ということもデータにしてもらいました。
そのデータを比較してもらうと
私が言うまでもなくご本人が自覚していました。
データ化して見えてきたのは、
お客様にどう思われているかを気にし過ぎていた、
というフック=きっかけがありました。
「お客様にどう思われるかじゃなく、
私がお客様をどう思っているのか、
これしかコントロールできないですよね」
というこのスタッフさんの答えが出ました。
その後の一週間は、施術時間のばらつき=苦手意識は
ほぼなくなった、との報告をもらっています。
データ化するポイントは、2つ
- 感情や解釈も傾向を知ること
- 良い時の原因も知ること
1.感情や解釈も傾向を知ること
行動の動機は、まず感情です。
その肝心の感情の動きを
実は意外と把握できていないことが多いんですね。
感情と行動はセットになっています
感情を含めた、行動のデータを書き出しています。
2.良い時の原因も知ること
いい結果が出ているならそれを続ければいいし、
悪い結果が出ているならやり方を変えればいい。
これは成果を出すためのセオリーです。
やり方を変えるということは
今までとは違うやり方、ということですが
それが何か?何をすればいいのか?
ということが簡単には思いつかないと思います。
そこでヒントになるのが、うまくいている時のやり方です。
うまくいくやり方のエッセンスを入れる、
これが本当に効果抜群なのです。
こうして、自分の行動と結果をデータ化することで
ダメになりそうな時に気づけるようになるし、
うまくいくフローがわかっていきます。
どうせ同じ時間をかけて努力をするのなら
的外れば努力ではなく、成果に繋がる努力をしたいですね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
幸せサロン育成コーチ げしあゆみ