こんばんは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
#サロンオーナー #売上 #次のステージ #いつまで現役 #スタッフが育たない #サロン
売れっ子オーナーさま♡ いったいいつまで自分が一番売っちゃうつもりですか?
スタッフに、私の仕事を任せる・引き継ぐ、ということができるようになったのは、雇い始めてから、3年経った頃でした。
それまでは、自分がブッチギリで一番売上を持っていたし、正直、自分の大事なお客様をスタッフに引き継ぐなんて、考えられなかった。
「だって私じゃなきゃダメでしょ?」
(キャー!イヤー!恥ずかしい!!)
さらに、告白をしてしまうと、技術者としての、技術売上もリピート率も物販も”一番”じゃないと、説得力がなくて、
自分の話なんて聞いてもらえないんじゃないか、と思っていました・・・
(ほんとみっともないけど恥を忍んで!!)
オーナー自ら、そんな環境設定をしておいて、
「もう少ししっかりしてくれないかなー」
「もう少し数字に責任持って欲しいのよね」
「私がいないととんでもないことが起きちゃうんだから!」
などと勘違いヤローなコトを思っていました!
経営の仕事やスタッフ育成など、本質的な仕事にフォーカスしたい、と思いつつも
数年間もの間、「現場最前線」から仕事を切り替えられなかった原因は、間違い無く私の「恐れ」です。
長期的なサロンの発展や、次のステージが視野に入ってはいるものの確信的に見ないふりをしていました。
いくつになっても技術者をやるつもりだったんですよね〜若かったし!(笑)
お山の大将でいたかっただけかも。
もっと言えば、目先のキャッシュが減ることが怖かった。結局のところ、目の前にある利益しか見えていなかったんですね。
具体的にどのようにして、減らしていったか?というと
私の場合、人員的にも資金的にも、ある日突然バッサリ!はできなかったので
「半年」と期間を決めて、新規を減らし、指名のお客様を引き継いでいきました。
幹部スタッフに無事引き継ぎ、hotpepper beautyからも外してもらいました。
最小限の損失で、スムーズに引き継ぎができたのは、
- 期限を決めた
- 理由づけを明確にした
- 告知・周知を徹底した
から!
❶期限を決めた
終わりを決めないと、いろんな言い訳をして、結局いつまでも引き継げなかったと思います。
期限があったからこそ、そこから逆算して動けたし、スタッフも準備ができました。
ただ「いつかは現場を抜けるよ!」ではなく「いついつに完全に抜けるよ」とコミットした方が良いですね
❷理由づけを明確にした
内部的にも外部的にも重要なのが「理由づけ」=伝え方でした。
お店には出るけど、後ろでみんなを支えるよ、と言っても分かりにくいので
具体的に新たな仕事として取り組んでいくことやそれによって生み出せる利益を「見せる化」しました。
スタッフには一人一人面談をして、共感→納得を得るように時間をかけましたし、
長いお客様に、丁寧に経緯や理由、背景を説明しました。
それが結局、サロンの発展のためで、スタッフのためで、必ずお客様のためにします!と熱い気持ちを熱いままに、真っ直ぐ目を見て、お伝えしました。
中には泣き出してくれるようなお客様もいらしたけど、皆さま心からステージアップを応援してくださって、本当に人に恵まれているなぁ、と思いましたし、
スタッフにもそんなやりとりを見てもらえてよかったと思います。
❸告知・周知に徹底した
- ニュースレターで3回告知
- 直筆のお手紙を全指名客に
- 口頭で直接、引き継ぎスタッフ紹介
- 引き継ぎ初回は2名で同時施術を
- アフターフォロー(電話・お葉書)は私から
といフローで行いました。
(これ、産休スタッフにもオススメ!!)
共感を得られただけでなく、その後の引き継ぎスタッフとのコミュニケーションもスムーズだったし、
何より失客がなんと、全体の3%(自然失客の域)に抑えられました。
ここでもやはり、必要なのは準備と勇気ですね。
自分がいなくてもサロンは回るし、世の中は回っていく
「自分にしかできない仕事だから」「自分がいないと会社が回らないから」と言って抱え込んでいる仕事がないか?
本当にそうなの?と疑うところからスタートなのかもしれません。
そんなことを言いつつも、実際は私が休みを取ってもなんとかなってたし、
そもそも休暇を取ったくらいで、回らなくなるサロンは何かが間違っているんだと思います。
「自分がいなくてもサロンは回るし、世の中は回っていく」これが幻想では無く現実。
自分が、サロンが「次のステージに行く」ということは、今までの仕事(現場・サロンワーク)を誰かに任せるということ。
強制的にでも、今の仕事を手放す必要があるのかもしれません。
しがみついている限り、そのステージから抜け出すことはできないんですもの。
「自分が」というより「サロンが」(こわ)
今のステージを超えない、ということはつまり、自分の生産性が上がらないだけでなく、人が育たないので組織も活性化せずに停滞してすることが見えています。
今抱えている仕事はどんどん手放して行く、そして次のステージに向かって行く。
スタッフにもそういうマインドセットをしておくことで人が育つ組織になって行くはずです。
当サロンの場合、「次のステージ」というのは、他店舗展開ではなく、
私を含めたスタッフ全員の「生産性を上げていく=時間単価を最大限に引き上げる」こと、でした。
価格を上げるためにブランディングが最重要となったし、客層を絞ったため、集客の仕方も変わりました。
私個人のことを言えば、「教える業」としての講師・コンサル業がメインになりました。
といっても自分的には「現場」の「場所」が変わった、というイメージなんですけどね。
年々、目標とする生産性を引き上げるだけではなく、不労収入を増やすことも考えています。
どんな選択も、決済もまずは自分が「どうありたいか?」「どうなりたいのか?」という目的を決めるところから。
「みんながそうだから」とか「誰かが言ってたから」なんて理由では決められない、とても大事なことです。
生涯現役で行くのならそれも素敵。スタッフにお店を任せていく。他店舗展開もかっこいい。
自分は講師やコンサルとして新たなキャッシュポイントをつくる。応援します。
どこを目指すにも道は開かれています。方法論を考えていけばいいのです。
大事なのは「決めること」つまり、何かを得るために、何を捨てるかを決断することです。
自分の目指す最終ステージはどこなのか?
コーチング的には、その3倍のステージにたどりつけるとしたら、本当は、今何をしたらいいのでしょう?
フフフ、楽しくなってきましたね♡
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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幸せサロン育成コーチ げしあゆみ