こんなミーティング・面談は意味ない! 売上につながるサロンのミーティングとは?

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

#サロン #美容室 #スタッフ育成 #経営理念 #ビジョンの共有

こんなミーティング・面談は意味ない! 売上につながるサロンのミーティングとは?

以前私のサロンで、スタッフ同士がギクシャクしたことがありました。

きっかけは些細なこと、小さな不満です。

「〜の売上を誰々につけなかった」とか

「電話に誰々が出ない」とか。

スタッフの一人が私に相談してきて、もう一人は幹部スタッフに相談して

ちょっとした派閥みたいなのができちゃったりしました。

 

こんな風に、サロンの内部がガタガタの時、サロンオーナーは往々にして「焦ってとりあえず面談」をしがちです。

私も経験済みですが、こちらの体制が何も整っていない状況で面談をしても

スタッフからは

希望や不満は何も出てこないか、

出てきたらまだいい方で、超・無理難題か、逆にやる気あるの?ってくらい温度低めのやつです。

 

実はこんな時、その問題自体はどーでもいいんです。

そもそも問題じゃないんですよ、そんなの解決してもまた別の問題が出てきますから。

私たち経営サイドが本当に問題視すべきなのは、

「なぜ、その問題が起きたのか?」という本質的な部分です。

 

※これは犯人探しをしたいわけでも、リーダーとしての自分の才覚のなさを嘆くためでもありません。

同じ問題が起きないこと、つまり解決することを目指すためです。

 

例えば、

「〜の売上を誰々につけなかった」→何の売上は、どんな時に、誰につけるのか?が決まっていないからこの問題が起きているわけです。

どっちの言い分がどうとか、そんなことはどうでもいい。

「アシスタントがご案内して商品が売れたならアシスタントに売上をつける」のか

「アシスタントがご案内しても売上はスタイリストにつける」のか、50:50にするのか。

いくら以上ならこうする、とか。何でもいいんですけどね。曖昧だからこんな問題が起きるわけです。

これをマニュアルやルールブックに明記するだけ。

 

例えば、スタッフがSNS集客をしたくない、と言っていたとします。

そんなのは結果論どっちでもいいんですよ、ダメなら他の手を考えるだけだから。

本当の問題はなぜ、スタッフさんがそう思っているのか?ということです。

 

 

問題の本質を理解もせずに、いくら面談やミーティングで「話し合っても」何も解決なんかできないんです。

だって問題からズレたところを何とかしようとしてるんだもん。

 

 

とにかく飲みに連れて行く、とか面談しよ、とか「話せばいい」ってもんじゃないんです。

 

 

 

ミーティングも面談も何のために、何を・何のために落とし込むか?

ってことが大事なんですね。

 

本来であれば、ミーティングも面談も「何のために=サロンの目的や目標を達成するため」

一言で言えば売り上げを上げるためにやるものです。

 

売上を上げるため?

生産性を上げる?リピート率を上げる?

どの準備で誰に何をやってもらえばいいんでしょうか?

やみくもに感覚で「育成」しようとしていませんか?

感情でマネジメントしようとしちゃってませんか?

 

 

年間でミーティングのテーマ・議題は決まってる?思いつきでやってない?

事前に決める方法は2パターン。

 

❶サロンの動向に合わせて議題を変える

「繁忙期の7月に接客の質が落ちないように6月はおもてなしがテーマ」

「1月は閑散期だから内部、育成がテーマ」などとサロンの動向に合わせた議題

 

❷サロンの役割・リーダーによるプレゼン

当サロンのミーティングはこちら。

お掃除リーダー・SNSリーダー・求人リーダー・接客リーダーなど、サロンに必要な役割全てに「リーダー=責任者」を配置しています。

彼女たちが責任を持っている目標・目的があります。

 

例えば、9〜12月の接客リーダーのミッションの一つに、『お客様アンケートで接客が良かったという項目の平均4,5点以上をとること』があります。

そのためには、感動する接客をしなきゃダメです。それは自分一人の力じゃ無理で、スタッフ全員の協力が必要です。

 

先日のミーティングでは、接客リーダーは「上位20%のお客様に飽きのない感動接客をする」というテーマでブレストをしていました。

分析をした結果、新規の点数は良いけど、既存客の点数が「3:普通」が多かったことをを受けての、新たな施策を探しているところです。

こんな風に、各セクションのリーダーが、ミーティングに「みんなで話し合って決めたいテーマ」を持ち寄ります。

一人の持ち時間は15分〜30分ほど。

 

同じ日のミーティングで、お掃除リーダーが他スタッフのアイディアを見事にまとめて

朝のお掃除が楽しくなるための音楽プレイリストの再生とお掃除グッズの購入を私に打診してきました。

ちなみにお掃除リーダーは新人に任せる役割で、彼女も入社3ヶ月です。

 

こんな風に超・具体的な行動策、解決策が生まれるのがミーティングです。

もちろん「決めて終わり、やらない」ではなくいつやるのか。誰がやるのか、進捗確認はどうする?などのPLANまで立てます。

 

それぞれのセクションへの目標は、サロンの数字や課題から、年間で打ち出します。

年間目標は合宿や年に一度の目標MTGで決定してます。

 

 

 

「今日は何も話すことがないからなしで」

これじゃダメです。

ミーティングはオーナーの思いつきでやるものではありません。

 

 

 

もちろん冒頭の例のように、問題が起きた際には別ですが

こういう「問題会議」の場合でも、考えやオーナーが思う対応策は準備しておく必要はあります。

何を基準に、対応策を考えればいいか?といえば

やはりサロンの目的・目標に紐づいて決めます。

来月には新卒を採用するから、とか

リピート率80%を目指すなら、とか。

 

「今だけの視点」や「目の前のスタッフが言っていること」には

経営者は影響を受けません。

やる気がないスタッフに振り回されたり、

グチや悪口を一緒になって言ってるなんて場合じゃないです。

 

スタッフに成長してもらって、

組織をまとめて、チームにして、生産性を最大限に引き上げる・・・

 

そのために、木を見て森も見ます。

 

 

小さなサロンのスタッフ育成講座」ではこんな効果的なMTGや面談の仕方に加え、

スタッフがやる気になる人事評価制度の作り方など、小さなサロンの育成・マネジメントが学べます。

 

次回の開催は6/5(火)です。

ぜひご参加下さい。

 

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

明日もあなたのサロンが幸せでありますように。

幸せサロン育成コーチ げしあゆみ


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