こんにちは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
ここ最近で最も見られた記事を再掲します。タイトルは、
スタッフが続かない、人の出入りが激しいサロンがやっちゃってること
1980PV、550セッション。
最近はやっとこオーガニック検索も上がってきました。
セミナーでもコンサルのお問い合わせでも「ブログ読んでます!」と言っていただけることが少しずつ増えてきて、「書いててよかった〜」と思います。
こうして「一日(ほぼ)一記事」を続けていられるのも今、読んでくれているあなた!!読者さまのおかげさまです。
いつもお読みいただいて、本当にありがとうございます。
多くの人が読んでいる記事には、きっとヒントがあるはず!
ぜひ受け取ってください♡
お客さまのリピートとスタッフの定着は同じ
昨日の記事では、集客と求人は同じ考え方ですよ〜ということをお伝えしました。
本日は、お客さまの失客とスタッフの離職は同じ、というテーマでお送りしますね。
お客さまがサロンを離れるのは、どんな時でしょう?
- 期待を裏切られた
- ニーズを満たしてもらえなくなった
- 提案がない
- 物足りなくなった
- (引っ越しや出産などで)通えなくなった。
この「サロンを離れる理由」を、スタッフに置き換えてみてください。
①期待を裏切られた
- 採用時に言われていたことと違う
- 給与が思っていたよりも低い
- 想像以上に仕事がハード
- 自分(スタッフ)のことを尊重してくれない
期待を裏切られる、というのは初めに「期待がある」のが前提です。
採用時、最初は良いことを言っていたのに、入社してみたら「全然違った!」これが、半年以内にやめていくケースです。
②ニーズを満たしてもらえなくなった
- 面談やMTGでスタッフのニーズを聞き出せていない
- 逆に、サロン側からの要求が多い(無理めの売り上げ目標、シフト変更など。お金と時間に関わること)
- 頑張っても評価されない
③提案がない
- MTGや面談で「こんなサロンになろう!」「こんな技術者になろう!」などの提案、道しるべがない
- 日々のサロンワーク、ルーティンをこなすだけ
つまり、スタッフが「どうなれるのか?」という未来が想像できない、ということ。
④物足りなくなった
- 最新の技術の導入がない
- いつまでもオーナーがやってきた古いやり方を変えない
- スタッフの成長速度にサロンがついていけていない
オーナー自身が井の中のになっていて、新しいこと・もっと良いやり方を学ぶ姿勢がないことは、
スタッフにとって物足りないと言えます。
「物足りない」と思えている、ということは、成長意欲の高い、「良い人材」なのに
辞められてしまったら、本当にもったいないですね。
⑤(引っ越しや出産などで)通えなくなった
引っ越しや出産で働くことが難しくなる、というのは、スタッフにも起こることですが、
他にやりたいことが出来た、とかね。
ぜひ応援してあげてください。心配してあげてください。
ただ、「これは嘘だな」と確信できるようなケースがあります。
大義名分を隠れ蓑に、辞めていくスタッフのなんと多いことか。
大体、「辞めたい」と思っているスタッフ自身や周りの人たちが具合悪くなったり、入院したりし始めます。
そんな風に「嘘か本当か分からないこと」を言ってまで、辞めようと思ったのは何故なのか?ということなんです。
そのことだけにフォーカスしてしまうと、「信じられない!」と思うかもしれません。
でも、その子だって、入社時はやる気があって、キラキラ目を輝かせていたはずです。
①〜④のプロセスがあって、⑤(が嘘なら)に至っている可能性が高いんですよね。
スタッフが続かない、出入りが激しいサロンは、
- 期待を裏切られた
- ニーズを満たしてもらえなくなった
- 提案がない
- 物足りなくなった
をやってしまっている、ということなんです。
逆を言えば、失客しないように、お客様の心を掴んで離さないために
お客様にリピートしていただくために、やっていること、心がけていることを
スタッフにもやってあげればいいんです。
大切なのは「同じことを繰り返さないこと」
サロンオーナーだって、人間ですから、感情もありますしプライベートでの問題や悩みもあることでしょう。
それを全部ひた隠して、完璧なオーナー増を目指しても続きません。
私の場合はそうでした。
お客様に対してだって、素晴らしい技術を持っていても、ロボットに施術はされたくないように、
その間にあるコミュニケーションや「繋がり」が欲しいんですよね。
「その人」だからお願いしたい、「人柄」に魅力を感じるんですよね。
私の勘違いは、『完璧なサロンオーナーが魅力がある』と思っていたことなんです。
私が、これまでにスタッフが辞めていった経験から言えるのが、
こちらが思っている以上に、スタッフにとっては「雇っている側」と「雇われている側」の立場の違いが大きい、ということ。
だから、彼女たちが本当のところが言えなかったり、嘘を言うことになってしまう、ということでした。
それを思い知ってから、完璧なオーナー像を目指すことをやめました。
もちろん、会社としての責任は持つ。社会保険も、残業手当も、法律を遵守。
これが守れていないと、何も言えないんですよね。結局。
でも、会社としてはしっかりするけど、
サロンオーナーとしては、少し抜けてるところがあるくらいの方が、立場が近くなる。
「オーナー」として、じゃなくて「げしあゆみ」として見てもらえるようになる、と思ったんです。
出来ないことは、助けてもらう。これが仲間です。
上下がなく、同じ目線。得意不得意で、お互いを補い合って、支え合う。
それぞれが「自分にできること」に全力で手を抜かない。
オーナーの私が全力でできるのは、労働環境を整え、スタッフを全力で愛することでした。
ワンピースのね、ルフィが言ったセリフで一番好きな言葉があるんです。
「おれは剣術を使えねェんだコノヤロー!!!
航海術も持ってねェし!!! 料理も作れねェし!!ウソもつけねェ!!
おれは助けてもらわねェと 生きていけねェ自信がある!!!」
(思い出してジ〜ン・・・)
私も10年経っても出来ないことだらけ。
スタッフに、お客様に、生徒さんに、「仲間」に助けてもらってばかりです。
でも私にできることは、全力でやってきた、という自負があります。
手を抜いたことはない、と思えます。
手を抜いちゃったら、大事な仲間を失っちゃうから。一人じゃ何にも出来ないから。
結局、へなちょこじゃんって話なんですけどね。
オーナーであれ、キャリアが何年であれ、自分出来ないことは、助けてもらえばいいし
助けてもらえる、愛嬌と人間性があればいい。
ただ、雇い主として、スタッフが生きる仕組み作りや、労働環境の整備、十分な給与制度など
出来ること、やるべきことは全力でやる。ここが私の目指す、育成です。
スタッフが辞めないような、一生働けるような、仕組みや環境を考えていくとき、どうしても自分の努力や成長が不可欠になります。
だから、自分も一緒に育たなきゃダメなんですよね。共に育つ、共育ですね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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