こんばんは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
自分よりお客様を優先しなくちゃダメですか？
私たちが、この仕事を通して喜ばせたい人
といえば、
スタッフ、お客様、その家族、そのお友達…
そして自分自身。
人を綺麗にして、喜ばせることができる
その上自分まで幸せになる。
この仕事は本当に素敵です。
「自分の成長」と「喜ばせることができる
量と質」が比例するのですから、
ビジネスが成長していく、
売上が伸びていく＝
自分自身が成長できている、
ということになります。
これは、自分で起業したからこその醍醐味ですよね。
オーナーの人間性や経験を
ダイレクトに経営に生かすことができる
中小企業ならではの強みとも言えます。
先日、クライアントさんからこんなご相談を頂きました。
Q(A).「自分を喜ばせることと
お客様を喜ばせること、
どっちが先ですか？」
A(A).これはどちらが先でも同じことです。
自分が喜ぶこと、
ここでは分かりやすく
「稼げるようになりたい」だとしますね。
個人サロンがお金を稼ぐ方法は、超ざっくり言うと2つ。
- 薄利多売
- 高単価
「個人」という規模で、スモールメリットという
強みを生かし、現実的に取れる方法は、
❷高単価です。
1日の施術人数には限りがありますし
リピート業にとっては単価を上げることは
実は難しくありません。
お客様が良いと思って
通い続けてもらうことで
単価も上げていくことができます。
単価が上がる＝価値が上がる、
ということ。
技術やサービス、おもてなし
サロンの内装、こだわり、
施術する技術者の人間性など
1時間5,000円と10,000円の
サービスは何が違うのか？
価値に見合った価格を設定する、
つまり結局はお客様にとっての
価値を上げることをしなくてはなりません。
お客様が喜ぶことをしなくては
自分が喜ぶ結果も得られないんですね。
また別のクライアントからは
Q(B).「お客様のためではなく、
自分のためにサロンをやっています。
これってまずいですか？」
A(B).全く問題ありません。
そのままいってください。
こちらも同じことなんです。
例えば、「自分のプライベートも充実させたい」
とか
「遅くまで営業したくない」といった
自分の希望を実現するためには
限られた営業時間で
利益を上げる必要があります。
高単価または
スクール事業など利益率の良いことを
することになるでしょう。
そのためにはやはり、
お客様が喜ぶことをする、
ということ。
当然のことですが、私たちだけが喜んで
お客様が喜んでいない状態は
あり得ないわけです。
その逆も同じで
私たちが自分自身を犠牲にして、
お客様だけが喜んでいる状態もない。
AもBも、要は、どちらにしても
お客様を喜ばせることと
自分が喜ぶことは
表裏一体で
比例している、ということになります。
誰かを喜ばせるために必要なこと
人を喜ばせるために、
欠かせない条件があります。
それは『自分を喜ばせること』
至極当たり前のことなのですが、
私がこのことを本当の意味で理解出来たのは
ここ数年のことなんです。
それまでは、自分を犠牲にして
誰かを喜ばせることをしていました。
「自分の技術を安売りしたくはないけど
お客様のために安くしよう」
(来て欲しいお客様は、そんなこと望んでいないのに)
「今日は体調が悪いから帰りたいけど
スタッフに相談があると言われたから
付き合おう」
(相談は仕事ではなく恋話だったり)
私の選択基準は、「自分」ではなく
「相手」でした。
自分を犠牲にする、というのは
その場だけを見たら美徳です。
そんな「優しい」自分に酔って
良いことをしている気持ちになっていました。
(あ〜恥ずかしい…)
もっと言うなら、とても簡単なんですよね。
自分を抑えて相手に合わせて、
相手次第にしていた方が
考えなくていいから、とても楽。
本当は、自分も相手も尊重する言い方や
やり方はあるのに
一度楽を覚えてしまうと、
考えることをどんどんしなくなってしまいます。
とても怖いことですね。
大切なのが、自分はどうしたいのか？
どうありたいのか？
ということ。
その上で、
自分やサロンの価値を高めること
を自分なりに安心して選んでいってくださいね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
幸せサロン育成コーチ げしあゆみ