美容のプロとアマチュアの違い

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

美容のプロとアマチュアの違い

私たちネイリストは特に、セルフネイルやら

プチ開業やらで

プロとアマチュアの境目がとーっても曖昧です。

独学でも学べる、というのも大きな要因です。

 

お客様が来店前にその差を見分けることは

とても難しいと思います。

広告やブログで言っていることと

全然違った、ということも少なくありません。

 

これがネイル業界が潜在顧客を開拓できない

大きな要因だと懸念しています。

 

ネイルに限らず、「プロ」と

「アマチュア」の違いは正解はないのかもしれません。

でもあえて、テーマで扱ったのは

本当のプロフェッショナルが、

「私たちはプロである」と自覚をし

自信を持ってアマチュアとの差を

発信する必要があるためです。

 

発信する場はブログなどのSNSはもちろんですが

広告も然り。

一番は、サロンという現場でお客様の目を見て

真摯に伝えて欲しいのです。

プロの定義とはなんでしょうか?

美容のプロ5か条

勝手に美容のプロを定義してみました。

スタッフルームに張り出している

当サロンの理念でもあります。

  1. 技術・施術スピード
  2. 接客・おもてなし・コンサルテーション(提案・カウンセリング)
  3. 知識
  4. 人間性
  5. 衛生管理・コンプライアンス遵守

❶技術・施術スピード

まずは、技術ありき。ですね。

どの美容業においても

お客様が求めている仕上がり、

それ以上の満足を提供するのは

プロとしての第一条件です。

❷接客・おもてなし

技術がいくらあっても接客が悪ければ

お客様は帰ってきてくれません。

美容サービス業、は技術半分、

サービス半分だと思っています。

おもてなし、接客でも

技術同様お客様を喜ばせて

感動させる、というのがミッションです。

この接客には

「コンサルテーション(提案・カウンセリング)」

も含まれます。

❸知識

❷で的確なコンサルテーションをするためにも

必要なプロとしての知識・見解。

なぜそのメニューが必要なのか、

なぜ次回の来店がその時期がいいのか、

「なぜ」の根拠となるのは

感情ではなく、ロジカルな根拠です。

 

❹人間性

例えば時間を守る、とか

嘘をつかない、などの

分かりやすいものから

責任感がある、相手(お客様)を尊重する、

などの人には見えないところまで。

人間性を磨き続ける、ということは

「対人」の仕事において

欠かせないことだと思っています。

だからこそ、お客様を磨いているようで

実は自分が磨かれている、この仕事が

大好きです。

 

❺衛生管理・コンプライアンス遵守

お客様の身体を預かるこの仕事で

一番大切なことは、私たちのサービスや

商品、空間が「安全・安心」であるということ。

衛生管理はもちろんですが

使用している材料の安全性は

お客様に説明できるようにしておきたいですね。

加えて、万が一お客様にお怪我を

させてしまった時の準備、

震災や火災などのリスクに対する準備も含みます。

 

要約してお伝えしましたが、

あくまで私のサロンの5ヶ条ですので

一度、ご自身の思うプロとしての条件を

考えて書き出してみることをお勧めします。

なぜ、この自覚が必要なのか、

というと、

これがお金をいただく根拠だからです。

プロはそのサービスに対する

対価を頂きます。

アマチュアはもらえません。

 

お金をもらう、ということは

責任があります。

お金をもらうことに

どこか後ろめたい気持ちがあるとしたら

自分がやっていることに

自信が持てないとしたら

まず自分で決めたことを

自分で守る、そのためにできることをすることで

「根拠」つまり自信が身についています。

プロとしての自覚や自信は

こうして身についていくんですね。

 

そうしてアマチュアとの圧倒的な差を

発信することが集客、リピート獲得

と繋がっていきます。

 

最後に一つ、ポイントがあります。

「出来ない約束はしない」ということ。

それはスタッフに対しても

お客様に対しても同じです。

自分たちにできることを

コツコツ有言実行していくことが

一番の近道です。