サロンオーナーの「ありのまま」と「わがまま」

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

サロンオーナーの「ありのまま」と「わがまま」

サロンオーナーは「自分」をしっかり

持っている人が多いように思います。

サロンオーナーだけでなく、

多くの経営者は「自分」「個性」「我」

が強いからこそ、

ビジネスが成り立っていくものですよね。

「やりたいことがある」

「人を喜ばせたい」

そんな強いお気持ちから

起業をされている方が多いと思います。

それが強みでもあり、ビジネスの根源でもある。

 

 

ただその「自分」「個性」「我」が行きすぎた時、

「あの人の身勝手さにはついていけない」

「〜さんみたいにはなれない」

といった反発を生むことにもなります。

 

「バランスが難しい!」仰る通り。

でも難しいからといって、

安易にどちらかの極に触れてしまうには

もったいないと思うんです。

だって、自分は自然体のままで

スタッフもお客様も自分も幸せになれる方法は

どんなシーンだって、必ずあるんです。

「お客様が来なくなるのが怖いから、

値引きをする」必要もないし、

「スタッフに辞められるのが怖いから

怒れない」も続きません。

 

オーナーは嫌われるのも仕事、

と割り切っている方もいます。

 

もちろん、誰からも好かれることなんて無理な話で

そこを目指しているわけではないのですが

ありのままが「身勝手」になってしまって

スタッフやお客様、自分自身が苦しいのなら

本末転倒です。

自分も含めて

誰も幸せにならないのだとしたら

視点を変えてみるといいかもしれません。

 

「ありのまま」と「わがまま」は表裏一体

周りも自分も幸せにするワガママなら

幸せを生みますが、

自分さえよければいい、という利己的な考えは

反発を生みます。

自分勝手な人、となってしまうからです。

 

逆に

以外とこの、自分勝手になるのが怖くて

自分を出せずにいる、サロンオーナー様が多いんですね。

 

一番バランスが良いポイントはどこなのか、

というと、

「自分が楽しいと思えるかどうか」

 

 

ここで誤解をしないでいただきたいのが、

楽しいのが「自分だけ」は

結局楽しくない、ということ。

 

(もし、相手が楽しくなくても

自分だけが楽しければ、それで幸せ、

と思える方はそれで良いんです。

それ良いんですよ。)

 

極端な例えですが、

ワンマンで超トップダウンなサロンがあったとしますね

もう、オーナーが言うことは絶対!

みたいなある意味宗教的なサロン。

(もうその時点でスタッフの自主性は

育ちにくい環境ですから

管理が大変なのは想像がつきますが)

「お前たち!俺の言うことを聞いていれば良いんだ!」

的な、スタッフがオーナーやサロン独自のルールに

縛られている環境で

オーナー自身が本当に楽しいのか?

ということです。

 

逆の例でいうと、

スタッフに嫌われること、

辞められることを恐れるあまり

言いたいことも言えず、

顔色を伺ってなんとか平和を保って(ように思えて)

いたとします。

これも同じで、それって楽しいの?ということなんですね。

 

楽しむって、すごく簡単な言葉ですが、

楽しむためには努力や工夫が不可欠で

 

私も以前はこれがわからず

とにかく無理をして

『一生懸命』の字のごとく、まさに命を懸ける

気概で仕事をしていました。

当時が”楽しかったか?”と聞かれたら

答えは「苦しかった」です…。

いつも自分を責めていたし、

自分に厳しい分、人にも厳しい。

本当に、ゴールに到達する頃には

ヘトヘトでボロボロでした。

 

ただ、向上心が強い方にとっては

辛くなるから目標を立てるのをやめましょう、

と言われたとしても

どうしても出来ないんですね。

 

そこで始まったのが

楽しむための努力です。

 

スタッフにはもちろん自主性をもって

仕事をしてもらわなくてはならないし

売上だってシビアに管理しなくてはいけない。

サロン経営は甘くはありません。

でも、その中でも楽しむことはできる。

 

「ありのままで、自然体」な状態って

楽しんでいる状態だと思うんです。

「わがままで身勝手」は

(私にとっては)結局は

自己嫌悪や後悔を生む

全然楽しくないものだったんですね。

サロンの「当たり前」と「有り難い」

楽しむ努力、そのためにまず取り掛かったのが

「感謝力と感動力を上げること」でした。

言い換えれば

「ない」ではなく、「ある」にフォーカスする、

ということ。

お客様が数多あるサロンの中から、

私のサロンを選んで、私と出会ってくれたことって

何万分の一の確率です。

 

スタッフが今日も無事に出勤してくれて

楽しそうに施術をしている様子って、

当たり前の光景なんですが

これ、全然当たり前じゃないんですよね。

 

何も問題が起きず、

無事に営業を終えている今日の日も

奇跡みたいなものです。

 

そんな風に、「当たり前」→「有り難い」

にシフトしていったら

何が起きたかというと…

心にめちゃめちゃ余裕が出来ました。

それまではこれが「ない」から「ある」

に変えないと!と必死になっていたところから

「ある」→「もっとある」に

変わっていきました。

スタッフもお客様も、売上も、時間も。

これはやった人にしかわからない、

あの苦しみはなんだったんだ!!!という

パラダイムシフトが起きます。

 

なんだよ!精神論かよ!

なーんて思わずに♡

騙されたと思ってやってみてください。

 

意識を変えるだけで、

お金もかかりませんし、

時間も要しません。

「ありのまま」と「わがまま」のバランスを

とるためには「楽しむこと」

楽しむためには、

「感謝力と感動力を高めること」

当たり前のことかもしれませんが、

実行できている方は以外と少ないのかもしれません。

私もまだまだ修行中です。一人じゃ続けられるか不安です。

一緒に「ある」の方へ、向かってくれませんか?

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

明日もあなたのサロンが幸せでありますように。

幸せサロン育成コーチ げしあゆみ