【コロナ対策 サロンが今やるべきこと】キャッシュがなくなるその前に!「最悪の場合を想定した現実的な金策」

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こんにちは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

#有事対応 #コロナ #美容室 #エステ #ネイル #美容サロンがやるべきこと

【コロナ対策 サロンが今やるべきこと】キャッシュがなくなるその前に!「最悪の場合を想定した現実的な金策」


連日、コロナウィルスのニュースや情報が錯綜し、

不安になっているサロンオーナーさん・スタッフさんがほとんどだと思います。

 

今、この時に何をするのか?で事態が終息した際、お客様がちゃんといる・売上がある状態を作れるのか、

お客様が離れた・売上を回復する目処が立たない状態になってしまうのか、がかかっています。

 

そのために「私たちが今、やるべきこと5つ」を連載でお伝えしていきます。

《これまでの連載ブログ》

  1. お客様とスタッフを守るために美容サロンがコロナ対策で今やるべきこと」として、休業や時間短縮営業ごとのお客さまを安心させるアナウンスの仕方
  2. 美容サロンにとって一番怖いのは今回のコロナ危機で「お客さまが離れること」だからこそ、失客を防ぐ方法「次回予約・発信・店販」
  3. 新規は減る・減った、だからこそ。新規減少に向けての準備策「減った新規を取り戻す」
  4. 時間はある、それなら迷わず!今この時間を活用して「スタッフ育成」

 

まだお読みでない方はぜひチェックしてくださいね。

 

 

 

 

日銭商売・現金商売の打撃

今回のコロナ危機で多くのサロンが売上が減っています。休業しているサロンならその間の売上は当然ゼロ。

こんなこと、開業以来初めての経験です。

私たち美容サロンは日銭商売・現金商売ですから、

キャッシュがない、目減りしていく、というのは本当に不安になります。

「この状況がいつまで続くのか?」「いつまで耐えられるか?」

借入や資金的に余力がないサロンはお店をたたむことも考えているかもしれません。

 

今回の件で、お店を閉めるようなことになったら・・

こんなに悔しいことはありません。

だからこそ、休業していてもしていなくても、この先のお金の流れを予想(シミュレーション)をして

現実的な金策を取るべきです。

 

補助金や協力金など、この緊急事態時に国は対応策を用意してくれています。

まだ未定のものや詳細が発表されていないものも多くありますが、

事前情報として抑えておけばいざ、申請受付が開始されたタイミングですぐに動き出すことができます。

 

これまでお金が回らなくなって閉店してしまったサロンを幾度となくみてきました。「こうなる前に私に相談してくれていれば!」と悔しさと無力感でいっぱいになりました。

そんな経験から、心底思うのが「現金がなくなってから」ではどうにもならないのです。

事前の予想と準備が、潰れるかどうかを大きく分けるんです。

 

今回のような緊急事態でもそれは同じで

「なくなる前に」「なくならないように」先回り、前倒しで金策を取ることが、サロンの命運を大きく分けます。

 

借りておいても、使わなかったなら返せばいいんですから。

 

コロナ危機を乗り越える「最悪を想定した」金策

「今はまだ、現金があるから大丈夫」「きっとすぐ事態は収束するから大丈夫」と過信するのではなく

最悪の事態を想定した準備が必要です。冒頭でもお伝えした通り、私たちは日銭商売でお客様がこない日が続けば当然売上は減り、

思っているより早く、家賃や人件費などの経費を払えなくなってしまうんです。

こんな状況では「最悪を想定した」金策・準備が必要です。取り組んで欲しいのは3つのステップです。

  1. 「最悪の場合」をシミュレーション
  2. 使える補助金・融資制度をチェック
  3. 最悪の事態に備えた準備をする

 

「最悪の場合」をシミュレーション

まずは、営業停止期間が最長になった場合のことを想定してみましょう。

現時点では5/6まで1ヶ月前後の休業にしているサロンが多いと思います

 

休業していないサロンさんは、売上が50〜80%ダウンしているところが多いです。

その期間が、3ヶ月続いたら・・

6ヶ月続いたら・・

 

固定費を含めた経費をどれだけ今、手元にあるキャッシュで耐えられるのかを試算してみてください。

 

 

② 使える補助金・融資制度をチェック

①でシミュレーションができたら、3ヶ月も続いたらヤバい・・というサロンがほとんどだと思います。

 

今検討できる融資や

ヤバくなくてもひとまず、使える制度は使っておいたほうがいいと思います

 

ただ今幸せサロン育成塾 動画・オンラインセミナーを受講いただいた方全員に《コロナ対応応援キャンペーン》で「美容サロンのコロナ対応まとめレポート」を無料配布しています。

その資料の一部を抜粋します

最悪の事態に備えて行動する

①でシミュレーションした最悪の事態をヘッジできるように、準備を始めましょう。

②の助成金・補助金・融資制度を検討するのはもちろん、

担当窓口に条件を満たしているかどうかを確認しておくと良いですね。

 

お金を集めることだけでなく、経費を下げるためにも広告費(ホットペッパービューティーの掲載費)減額・支払い猶予についても担当者に確認をしてくださいね。

私も含めて、クライアントさん・生徒さんの中には家賃交渉に成功しているサロンさんもたくさんいます。ダメ元で打診してみてください。

家賃を下げることが難しければ「保証金から何ヶ月か出してもう」という提案も良いと思います。

 

まとめると・・

  • 補助金・協力金・融資・給付金など、該当するものは事前に調べておく
  • 要件を満たせているか窓口に相談しておく
  • 従業員がいるサロンは雇用調整助成金を申請
  • 休業するならホットペッパーの掲載費減額の申請をする
  • オーナーに家賃交渉をする、補償金からの立替えでもOK。とにかく3〜6ヶ月を見越して現金を手元につくる

 

 

以下は、その他の緊急支援策です。

①新型コロナウイルス感染症に係る休業等支援事業(専門家派遣)
スタッフの休業等にあたり、国の雇用調整助成金の特例措置を利用する中小企業に専門家を派遣して相談助言を行う。
【お問合せ先】
労働相談情報センター事業普及課
TEL:03-5211-2248

②中小企業従業員融資(新型コロナウイルス感染症緊急対策)
休業手当で賃金の全額が補償されない場合など、感染症等の影響による休業で収入減に備え、スタッフ向けに実質無利子の融資を行う。
【お問合せ先】
産業労働局雇用就業部労働環境課
TEL:03-5320-4653

③新型コロナウイルスに関する中小企業者等特別相談窓口
事業活動に影響を受ける中小企業の皆様を対象とした相談窓口
・資金繰りに関する相談
【お問合せ先】
産業労働局金融部金融課
TEL:03-5320-4877

・経営に関する相談
【お問合せ先】
公益財団法人東京都中小企業振興公社総合支援課
TEL:03-3251-7881
MAIL:sien@tokyo-kosha.or.jp

④フリーランスを含む個人事業主特別相談窓口
フリーランスを含む個人事業主の皆様を対象とした相談窓口
・資金繰りに関する相談
【お問合せ先】
産業労働局金融部金融課
TEL:03-5320-4877

・経営に関する相談(契約トラブル等)
【お問合せ先】
公益財団法人東京都中小企業振興公社総合支援課
TEL:03-3251-7881
MAIL:sien@tokyo-kosha.or.jp

⑤新型コロナウイルスによる経営課題に関する専門家派遣
経営面の影響を受けている中小企業を対象に、中小企業診断士等の専門家を派遣して、アドバイスを実施する。(1社4回まで無料)
※ただし「③新型コロナウイルスに関する特別相談窓口」にて相談を実施したうえで、支援が必要と認められた企業が対象。
【お問合せ先】
公益財団法人東京都中小企業振興公社総合支援課
新型コロナウイルスに関する特別相談窓口
TEL:03-3251-7881

⑥緊急販路開拓助成事業
直近3か月の売上高が前年同期に比べ10%以上減少している都内中小企業への販路開拓を目的とした助成。
※事前に「ネットクラブ会員サービス」の登録が必要です。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/sme/mailRequest?requestKind=0
【お問合せ先】
公益財団法人東京都中小企業振興公社助成課
TEL:03-3251-7894・7895

※参考元 東京都美容生活衛生同業組合

最悪の場合を想定した現実的な金策」まとめ

 

  1. 「最悪の場合」をシミュレーション
  2. 使える補助金・融資制度をチェック
  3.  最悪の事態に備えた準備をする

 

今まず動くべきなのはは、補助金・給付金の確認です。まだ申請が始まっていない制度がほとんどなので事前準備等を社労士と始めておくと良いですね。

専門家がいなくても、自分で申請することもできます。

問合せ先に相談をしてみてくださいね。

 

お客様のこと、スタッフのこと、売上のこと・・

たくさんのことで悩み、不安でたまらないオーナーさんがほとんどです。

 

でも、お金の不安・心配がなくなれば、気持ちや体勢は前向きになります。

 

 

 

 

連載でお送りしてきた「コロナ危機を乗り越えるために 私たち美容サロンが今、やるべきこと5つ」

はいかがでしたか?

 

少しでも安心していただけたり、行動を起こす気持ちになっていただけたら私にとっては最高の成果です。

私たちの美容業界は、打たれ強く・たくましく・明るい業界です。

お客さまへの思い、スタッフへの愛がこんなに強い業界は私はないと思っています。

今こそ、隣のサロンも、競合サロンも手を取り合って、この危機を乗り越えていきましょう。

 

今回の連載はYouTubeでもお伝えしていこうと思っています。よろしければチャンネル登録をお願いします!

 

 

 

 

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