スタッフに嫌われるサロンオーナー 3つの共通点

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

#サロンのスタッフ育成 #嫌われるオーナー #好かれるオーナー #離職率を下げたい #スタッフが続くサロン

スタッフに嫌われる信頼されるサロンオーナー 3つの共通点

サロンコンサルや講習をする中で

サロンの課題がマネージメントにあるのであれば、

スタッフさまとの個人面談をさせていただいています。

 

その中で浮き彫りになった「売上の悪い、下がっているサロンの共通点

スタッフとオーナーまたはスタッフ同士の「仲が悪い…」ということ。

要は信頼し会えいないんですね。

 

当たり前といえば当たり前の結果なのですが、

サロン内の関係性が悪い中で「集客」だの「リピート」だの、

どんなに仕組みを落とし込もうとしても機能しません。

 

実際に運営し、生かすのは「人」ですからね。

 

面談をしていくと、泣き出すスタッフさんや愚痴が止まらない方もいます。

 

普段、抱えていらっしゃるんですね。

 

 

コンサルという利害のない外部の人間だからこそ、

吐き出せる思いがあるのかもしれません。

 

必ず実施するのが、当サロンでも行っている「スタッフアンケート」

(スタッフアンケートについてはこちらの記事をご参考ください)

 

他のスタッフへのフィードバックを書いていただく項目があるのですが、本当に率直なお声から課題が明確になります。

 

そして、スタッフから愛されているサロンオーナーは、必ず

お客様からも愛されています。

そんな姿がまたスタッフからの尊敬や信頼を集める、という羨ましいスパイラル。

 

総勢100名以上のスタッフアンケートから判明した嫌われるサロンオーナー・好かれるサロンオーナーの共通点。

まずは、嫌われる理由から、自戒も込めてお伝えいたします。

 

嫌われる理由1位 「言うことがコロコロ変わる」

オーナーは得てして、多忙です。仕方のないこと、と言えばそれまでなのですが、オーナー自身がどんな指示を出したのかを覚えていない。

こないだは「ダメ」と言ったことが、今度は「良い」に変わったり、任せると言ったのにダメ出しがすごかったり。

二度手間にもなりますので業務効率にかなり影響ありですね。

さらに言えば、感覚や感情で良い・悪いのジャッジをしているように感じているスタッフさんが多いです。

 

「面接時に言っていたことと違う」「みんなの前で言っていることと違う」なども含めて、

オーナーは忘れていても、スタッフは覚えていますので、本当に気をつけたいところですね。(自戒も込めて)

 

 

 

嫌われる理由2位 「陰口を言う」

スタッフAさんの前で、Bさんのことを愚痴り、Bさんの前ではAさんのことを愚痴る。

スタッフ間はツーツーですので、ネガティブなことを言えば、必ず尾ひれ(聞かされたスタッフの主観)がついて、最悪に伝わってしまいます。

どう思う?というような意見を聞く、というスタンスでない限りは、スタッフへの注意や批判は本人に直接伝えるのが賢明のようです。

 

嫌われる理由3位 「言い方がきつい」

オーナーは割とはっきりした性格の方が多いのではないでしょうか?

業務の効率上、サバサバと伝えたほうが良い!という考えが行きすぎてしまうと、

圧倒的な立場の違いの上では、少しキツイ言い方や、オーバーな表現にスタッフは大いに傷つきます。

「言い方」というのは本当に受け取り方を左右します。

もちろん、受取る方の問題でしょ!というのも分かりますが

配慮しなくてはいけないのが「立場の違い」です。

スタッフは、基本的に異論・反論がしにくい立場で、言い訳も出来ないですから、多くの言葉を飲み込むことになります。

例えば、就業中にスマホを触っているスタッフに「給与泥棒」とか、

売上の悪いスタッフに「給与分以上は働いてよ」など。

確かに、やる気を削ぐ、モチベーションを下げる辛辣な言葉です。

「悪いのはスタッフ」と思ってしまうような、

ミスをした・結果が悪い時の「思わず出ちゃう本音」には気をつけたいですね。

 

 

4位 「自分がすごいアピールがすごい」

5位 「技術が上手くない」

という結果です。

 

 

じゃー好かれるオーナーは?

上記の逆のオーナーは、どこのサロンでも好かれていました。

  • 言うことがコロコロ変わらない。もし、変わるなら理由を伝えている
  • ミスの指南はスタッフに配慮している
  • 言い方に気をつけてくれているのが分かる

 

一言で言うと、「スタッフを大事にしている」ということがちゃんと伝わっている。

「嫌われるのも仕事のうち!」

「仕事なんだから好きとか嫌いとかないでしょ!」

と割り切るオーナーもいますが、心の中ではチームワークのある、家族みたいなサロンに憧れているのでは?(私は、そうでした)

私たちが扱っているのは、「モノ」ではなく「ヒト」で、

そのヒトを生かさなければ売上は上がりません。

 

逆に、スタッフの魅力や強みを引き出して、生かせる環境を作ってあげられれば、アッパーを軽く超える売上を出せます。

成果を左右するのはやはりヒトなのですね。

 

私自身スタッフで苦労してきたからこそ、

スタッフの関係性がお客様に伝わってしまうことも、どれだけ売上に直結するかということもよく分かります。

 

とはいえ、オーナーも人間ですから、我慢したり、溜め込んでいればいずれ爆発してしまいます。

「誰かが犠牲にならなきゃ成り立たないサロン」では、やはり息は長くありません。

感情をコントロールする、抑えつける、というよりは「いつも心に余裕がある」ことがオーナーの大事な仕事と言えるのかもしれません。

突き詰めていくと「オーナーのメンタルの管理」と「スタッフに任せる」というのが、本当に重要だということ。

 

中・長期的に売上の良いサロンは、やはりサロン内の人間関係が良好です。

サロンごとに正解はあるかと思いますが、お客様に対してもそうであるように、好かれるのも仕事のうち。

媚を売る必要はありませんが、スタッフ・チームのリーダーとして、「影響力のある人間」になれるよう自分自身を磨いていたいですね。

 

次回のスタッフ育成講座は、9/25(火)11:00〜

鍵となる「伝え方」のロープレ・ワークも盛り沢山!スタッフのことは大事に思っているけど

「大事にする”やり方”が分からない…」と悩むオーナーは少なくありません。

 

 

へなちょこオーナーで譲渡感覚でスタッフを育成していた私自身が

悩み抜いて見出した仕組みややり方を詰め込んだ、自信のある講座です。ぜひご参加下さい!

 

 

 

 

 

明日もあなたのサロンが幸せでありますように。

 

幸せサロン育成コーチ げしあゆみ