「安ければ集客できる」の危険。理由のない安売り・値引きは禁止!

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

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「安ければ集客できる」の危険。理由のない安売り・値引きは禁止!

メニューの価格を決めるとき、新規集客の割引やリピーター向けのキャンペーンでもそうですが、

サロンの価格設定で”訳もなく”「安め」な設定にしてしまっっていませんか?

「安くしないとお客様が来てくれない」

「経験が足りないから安さで他所より勝つしかない」

「うちよりもっといいサロンもあるし」

「うちのお客さんはこのくらいの価格設定が妥当」

など、一言で言ってしまえば“自信がない”という理由から、値段を決める、

これはサロンを「経営」しているとは言えない状態です。

 

ちなみに、

ひとり(もしくは少数精鋭)でサロンを運営するということは、「働く時間=売り上げ」です。

それなのに目標売上を達成できそうにもない価格でサロンを運営している人が多すぎるのです。

(かくいう私も開業直後はそうでした)

今の目標売上はいくらの設定ですか?

今のメニュー(価格)で目標売上を達成するには、何人のお客様がいればいいですか?

これを計算して客数を出していただくと、「この人数をこなすのはムリです… 」となる方がほとんどです。

月に100万円が目標なら、

5,000円(2時間)単価・・・200名/月・6名/日→こんなの一人じゃ無理無理。しかも30日、休みなしです。

10,000円(2時間)単価・・・100名/月・4名/日→少し現実的になって来ましたね。25日営業計算

13,000円(2時間)単価・・・77名/月・4名/日→25日営業なら3名、20日営業なら4名です。

初めは100万円がすごく高く感じたとしても、客単価13,000円、週休2日が叶います。

13,000円払えるお客様を集客する、とターゲットが明確になり、じゃーHPはどうする?ブログはどう書く?となれるわけです。

こんな感じで一度、目標売上・営業日数・客単価を計算してみてください。

「休憩も取れるし、休日もある」やっぱり、自分でやるならこのラインは守りつつ、自分が欲しい売上は手にしたいものです。

その際に、小さなサロンにとっては客単価が生命線。サロンを「経営」する第一歩です。

「なんとなく」の価格設定をやめ、サロンをやっている目的に迎える単価を目標にしたいですね。

 

理由のない安売りは禁止!

もしお客様に来てもらうために、通ってもらうために「安い方が来やすいから」という理由で、価格を下げているとしたら、それは逆効果です。

本当に価値の高いものは、安くはない』ということを人は潜在的に知っています。

「安いから行く」そんな価格重視のお客様は、リピートしません。注文も多いです。価格以上の要求に応えようと必死にやっても、もっと安いお店に流れていきます。

(そうして爪や髪が傷んでいくしね、悲し・・)

開業時に一番多い、価格設定の決め方は、なんだと思いますか?

  1. なんとなく前働いていたサロンより安め
  2. 周りのサロンよりやや安め

この2パターン。

客単価の安いメニューのまま集客をがんばっても、体力を消耗するだけになってしまいます。

頑張っても頑張っても売り上げが伸びない、低価格に見合った「来て欲しくないお客様」を呼んでしまう。

「お店をやっている意味がわからない・・・」と経営に行き詰まってしまう最大の要因です。

 

本当にあなたの技術・サービスにはその価格が見合っているのでしょうか?

スクールに通い、高い費用と時間をかけ、試験に取り組み、練習を重ねてきました。

どうしたらお客様にもっと喜んでいただけるかな?と自分なりに頑張って来たはずです。

さらにいうと、お金をもらっているのは、「施術」だけではありません。

その空間、サービス、お話、アドバイスや提案、それら全てに対価が発生しています。

高いか?安いか?とかを考える前に、まずは価値のあるメニューを作ればいいだけなんです。

 

 

「価値ある」売れるメニューを作り、売り上げ目標が到達できる「価格」を設定することが、小さなサロンほど大事なんですね。

ですから、メニューを作り直すと簡単に売上が上がる人が多いです。

 

あなたがお金の心配をしてあげてるお客様も、

自分にとって本当に価値のあるものなら、喜んでお金は払うもんでっせ。

つまり私たちが、価値を感じさせられてない、ということですね。

サロンと自分の価値=価格

だからこそ、最大限に高めたい!!

 

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

明日もあなたのサロンが幸せでありますように。 幸せサロン育成コーチ げしあゆみ