紹介客は25倍! お客様が「口コミ紹介したくなる&しやすくなる」仕組み

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こんにちは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

#サロン #紹介 #口コミ #紹介しやすいサロン

紹介客は25倍! お客様が「口コミ紹介したくなる・しやすくなる」仕組み

わたしのサロンでは、紹介客を増やすために様々な取り組みをしてきました。

以前ブログでも紹介の記事を掲載した際は反響が大きく、

「もっと紹介客を増やしたい!」と思っているサロンさんが多いことを実感してます。

固定客の周りは見込客。

その見込客の周りも見込客ですから、サロンとしてはもっとも「来てほしいお客様」と言えますね。

 

実は紹介客は今の25倍いると言われています。

現在の紹介客が月に1名ほどなら、本当はあと25名は来てもらえるってことですね。

いいですね〜そうなったら嬉しいですよね。

そんな紹介客を増やすためにきっと皆さんのサロンでも「とりあえず作ってみた」紹介カード。

ご紹介いただいたお客様 お二人とも 20%OFF!!

これで、紹介がすごく増えた!!というサロンさんは・・残念ながらないのではないでしょうか?

 

そうなんですよね。このカードではお客様は動いてくれないんです。

なぜでしょうか??

 

紹介したくなる! 紹介しやすくなる仕掛け

理由は、このカードでは

  1. 紹介するモチベーションが上がらないから
  2. 誰に・どうやってサロンの良さを伝えていいか分からないから

お客として紹介をする側になったら分かりますね。

わたしもこの手のカードをお店からもらったことは数多ありますが、渡したことは一度もありません。

「誰に渡したらいいか分からないから」「渡す(紹介する)理由がないから」というのが理由です。

それならば! モチベーションを上げて、「紹介する理由」を作り、

誰に・どうやって紹介してもらえばいいかをお伝えすればいい、ということ!

 

①紹介するモチベーション

ご家族やお友達など大事な人を「紹介したくなる、ぜひ紹介したい!」と思っていただくには、

紹介いただいたお客様を”どのようにおもてなしするか”を知ってもらう必要があります。

詳しい内容はこちらの記事を読んでみてくださいね。

ポイントは既存客を巻き込み、「これだけおもてなをしますから安心してご紹介ください」ということを分かってもらいます。

特に【紹介の仕組み❹ 紹介が紹介を呼ぶトーク】がオススメです。

【再掲】美容サロンの紹介を1名→10名に!「紹介の仕組み」

 

 

誰に・どのようにサロンの良さを伝えていいか分からないから

紹介しない理由2つ目。「誰にどうやってサロンの良さを伝えていいか分からない」を

「誰にどうやって紹介すればいいかが分かる」にはどうすればいいか?

まず、「誰に」ということについてですが、

紹介の対象は様々いますよね。ご家族(母親・父親・兄弟姉妹)、ご友人、ママ友、会社の方(上司・先輩・後輩・取引先)、主婦ならばご近所の方、お世話になった方(結婚式などのお礼・引き出物・内祝い・習い事の先生、など)

これだけ対象がいるからこそ、今の25倍いると言われてもうなずけます。

この「誰に」というのをご提案することで、潜在的なニーズを引き出すんですね。

想像して見てください。例えば、あなたがお友達への誕生日プレゼントを探していたとします。

FrancFrancを見たり、PLAZAを見たりしたけど、いまいちいいものが見つからないまま、一ヶ月ぶりにいつもの美容室に行ったら、

自分の顔が映る鏡に、『お友達への誕生日プレゼントに!美髪メニューギフトカード 5,000円』

というPOP

  • 全メニューに使える5,000円のギフト券です
  • サロンからプチブーケのプレゼントをご用意しております
  • ラッピング&バースデーカード付き

※詳しくはスタッフまで

とあったら、「これなんですか?」と聞いてくれる確率はかなり高いでしょう。

 

「これ、お誕生日プレゼント!」とギフト券をお渡ししてくれてる姿が想像できますね。

「えーなになにー?!」と聞いてくれたお友達に、既存客が「○○な美容室なんだよ!」と紹介をしてくれる。

この「○○」に入るのが、「誰に・どのように紹介すればいいか分からない」の「どのように」の部分です。

  • ヘッドスパがすごく気持ちのいいサロンだよ!
  • スタッフの○○さんがめっちゃ感じのいいサロンだよ!
  • 恵比寿駅から超近いよ!
  • カットがすごい上手いんだよね!

などの「推しメン・推しコメント」があれば、限りなく100%の確率でその紹介客は来店するでしょう。

よほど気に入っているサロンがあっても、じゃーヘッドスパだけ、とかトリートメントだけでも行ってみようかなとなってくれます。

 

大事なのは、この「紹介客に言って欲しいこと」これをもう、伝えといちゃって欲しいんですね。

例えば、このギフト券ならば、

お客様へのお願い用のカードを作ります。

美容室○○の魅力

  • ヘッドスパがうまい!
  • スタッフがいいやつ!
  • カウンセリングが本気
  • □□駅徒歩3分で助かる
  • ホッとするお飲み物とお菓子が美味しい

当サロンでは、このようにご紹介をしてくれているお客様が多いんです。

ぜひ、○○様の大事なご友人さまにも一言、当サロンの魅力をお伝えいただけますと、スタッフ一同大変嬉しく思います!!

この度は、大切なご友人さまへの贈り物に、当サロンメニューをお選びいただきありがとうございました。

美容室○○ げしあゆみ

(上記の箇条書き以外は手書きがオススメ)

これで既存客は「どう言ったら(紹介したら)いいか」がわかるんです。

意外と日本人は「人の紹介」も苦手な人が多く、「初対面の人同士をどう紹介したらいいかが分からない=紹介しづらい」ということが多々あります。

それなら「こうやって紹介してください!」と答えを用意してあげればいいんですね。

 

贈答用のギフト券は、箱か透明封筒に入れてラッピング、ご紹介客用に「美容室○○のご案内」と言ったリーフレットも同封しておくと親切です。

事前の情報として、サロンのメニュー、場所、電話番号やサイトURL、フェイスブックやLINEのQRコードなどがあれば

予約までの導線もスムーズ。「『○○さんからのギフト券をもらいました!』とお伝えください」と書いておいてあげれば不安も解消。

プレゼントされてからすぐ来ていただくための仕掛けです。

こちらも「当サロンをご紹介されたお客様へ」という専用のものがあるとなお好印象。

 

もちろんこの仕掛けは、ギフト券だけでなく、ご紹介カードにも使えます。

ご紹介客や既存客の特典は「値引き」よりも「体験」、例えばトリートメントサービス、ヘアアレンジレクチャー、など「”自腹では”、”わざわざ”受けないメニュー」が特にオススメ。

同様に、「こうやってご紹介してください」と「紹介客用サロンリーフレット」もつけてあげてくださいね。

私の紹介の仕組みは、ちょーシンプルで、どれも「紹介に既存客を巻き込む、紹介を楽しくする」もの。

ぜひ、貴店でもお取り組みください♡

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

明日もあなたのサロンが幸せでありますように。

幸せサロン育成コーチ げしあゆみ