こんにちは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
「したいから、する♡」でいーじゃないか☻
サロンオーナーは、日々のサロンワークに加え、メールの返信、広告の原稿、発注、ブログ原稿やHPの校正、お礼状や、新メニューの構成、確定申告に経理に、
スタッフがいるサロンならさらに、求人のことや、育成、シフト、給与…
やることが山積みで、多すぎてパンクしそうになりますね。「もうヤダ!!!」と投げ出したくなったり、「なんで私ばっかりこんなに忙しいの…」と卑屈になったりしてたら本末転倒。
せっかく大好きなことを仕事に出来ていても「やりたいこと<やるべきこと」は私たちが目指すところではないはずです。
いつもやらなきゃいけないこと、決めなきゃいけないことにあふれている状態。
自分じゃなくてもできる仕事や、今じゃなくてもいい仕事の選別さえできずに「とにかく目の前にある仕事から」こなしていて、心に余裕が持てません。
責任もあるし、手は抜けないし、どうせやるなら完璧のものを作りたいし。わかりますわかります。
ホッと一息つく暇もなく、お風呂に入っていてもベッドに入っても「あ!あれ忘れてた!」「あれもやらなきゃ!」という感じ。
サロンコンサルのクライアントさまでも、特に女性オーナーは『この余裕のない状態をなんとかしたい!』というご相談をいただくことが多いんです。
女性は特にマルチタスクで、「家事も完璧にこなそう!」と、上手に手を抜けずに、ちゃんと出来ない自分にイライラしたり、「私はダメな奥さんだわ…」と自分を責めてしまったりします。
私も結婚していた時は、人並みにご飯を作ったり、旦那さんより早く帰ろうと頑張ったりしていましたのでね、大変さ、わかります。
スタッフの「辞めたい」という電話を受けながら、唐揚げあげたりしてましたもんね。
唐揚げなんてどうでもいいのに!笑
電話を切って、唐揚げ途中の散らかったキッチンを見たらそれはそれで、イライラすると思うんです。
もちろん、「やるべきこと」は重要だし、緊急だから「べき」ことなんですけどね、
こんな時こそ、思い出してほしんです。(他のことは、一旦置いといて)
なぜ、この仕事をしているのか?
どんな思いで独立をしたのか?
こんなにバタバタと余裕のない日々を送るため?
この成果が出れば、この数字を達成すれば、人が入れば、スタッフが育てば、余裕が持てるのに…
(私も経験済みですが、御察しの通り、これは幻想です。)
今の「詰め込みすぎ」な状態に疑問を持ってください。「余裕がない状態」が”デフォルト” では、いくら頑張っても幸せなサロンにはなれません。
やることが多すぎてバタバタな日こそ、美味しいコーヒーでも飲みながらカフェでゆっくり「書き出し」をしてみてください。
今の自分を静観するつもりで、頭の中にあるものを一旦全部紙の上に書き出してみると、本当にスッキリします。
書いた人にはわかるのですが、書くだけで落ち着いて冷静になります。
でね、書いたものを眺めて見て、気づきませんか?
一つ一つの「やるべきこと」が、元々は「やりたいこと」ではなかったでしょうか?
例えば、「スタッフの教育」→人を入れないと回らない、と思ってやっと入ったスタッフなのに時間がなくて教えてあげられてない。
広告原稿の校正→お金がない時は載せたくても載せられなかった広告。私が載せるなら、こんな原稿にするのに!って思ってたっけ。
てな感じで、思い出して見て欲しいんですよね。そのタスクが生まれた経緯を。一番始めは「やりたいこと」から派生したはすなのに、多すぎて、余裕をなくして「やるべきこと」に変わっているだけなんです。
「したいからする」、この「したい♡」気持ちでやることが、すっごく大事。
だって元々はしたくてたまらなかったことなんですもの。
「そんな気休めを」と侮るなかれ。
本来そのやるべきことの動機であったはずの「誰かのために」「自分の幸せのために」「家族のために」などの目的を持って作業をするのとしないのとでは出来上がりが、大違いです。
気持ち・マインドが生むのは「早くていい出来」の成果物だけではありません。
何よりも重要なのは「やりたいことをやっている」という満足感を実感すること。
「いつか幸せになるめに頑張る」んじゃなくて、「今、実はちょー幸せな状態だった」ことを思い出せる人の方が強いと思うんです。
「成功とは過程である。その過程での姿勢や習慣の成果のことなのである」
-コリン・ターナーの言葉です。
今、テンパりながらも頑張っている過程を、やりたいことをやれている満足感で満ちたプロセスに変えることができれば、もうそれは成功してるってこと。
「やるべきこと」が「やりたいこと」に変わってサクサク動ける書き出しワーク
やるべきことをやりたいことに変えるために、書き出した「べき」を整理していきましょう。
①今頭の中にあるものを全て書き出す
「なんでこんなに忙しいの?」「やらなきゃいけないことはなんだっけ?と頭と心の中にあるものを全部です。
その時、出来たら付箋に一つ一つ、書いて見てください。
①イライラ・焦り=ピンク、②不安・心配=イエロー、③迷い中=グリーン、などとその時自分を占めている感情別に付箋の色わけをするとなお、視覚的にわかりやすいです。
②4つのセグメントに分ける
全部書き出した後は、タスク管理です。
- 「緊急」で「重要」なこと
- 「緊急」で「重要」でないこと
- 「重要」で「緊急」でないこと
- 「重要」でも「緊急」でもないこと
A4の紙を2枚用意して、1枚目に縦・横で真ん中に線を引いて、先ほどのふせんをこの4つのセグメントに振り分けます。
参考例のお写真はスタッフにこのタスク管理をしてもらった時のもの。
この事例です、感情別ではなくて仕事のジャンルで付箋の色を分けています。
③さらに2つのセグメントに分ける
2枚目の紙には縦に線を引いて、②で振り分けたものの中から「できればお願いしたいこと」と「やりたくないこと」を取り出して振り分けます。
自分が直接やらなくていいもの、できればお願いしたい仕事は、
「すべて任せることができたら、業務時間や精神的負担はどれくらい減るだろう?」という視点で、
どんどん外注や専門家に依頼をしていくなり、スタッフに教えていくなりしましょう。
「いつ頼むか、誰に頼むか」までも決めちゃいます。
例えば「ホームページの校正」自分がやるより外注した方が早いしうまい→ならばいつ頼むか、誰に頼むか、までをスケジューリングします。
さらに、
- 「やりたくないこと」に振り分けたものは、思い切って切り捨ててもOK(例えば冒頭の夕飯の支度、などです。お惣菜でもいいじゃない!という発想)
- 「緊急でも重要でもないこと」に振り分けられたものが、本当に「やりたいこと」なのかを考えてみてください
こうなってくると、4つのセグメントに残った付箋がだいぶ少なくなっているはずです。
これが本当の「やるべきこと」
一つ一つのタスクに、目的・そのタスクが生まれた背景を考えてみてください
本来の目的が思い出されたら、「やるべきこと」は「したいこと」に変わっています。
後は過程を楽しんでサクサク動いちゃいましょう!
実行後は付箋を気持ちよく剥がしてくださいね!ちょー気持ちいいですよ!笑
昨日、今日はコンサルのセッションです。お試しコンサルも合わせると、4件。
セッションでお話をしていると、本当にクライアントの皆さまがポテンシャルが高くて、行動力も思考力も素晴らしい。話しているだけでも、ワクワク!楽しい!
でもやはり経営者のみなさん、やるべきことに追われています。
セッションの中で実際にこのタスク管理を一緒に行うこともあります。
実行後は付箋を剥がす快感がたまりません!というご報告をもらうと、「やりたい・したいこと」をやれていますな〜♡と私まで嬉しくなります。
好きなことをしたはずなのに、「やりべきこと」に追われているあなたに、ぜひ試してほしい。
「やるべきこと」が「やりたいこと」に変わってサクサク動ける書き出しワーク。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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幸せサロン育成コーチ げしあゆみ