こんばんは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
スタッフを愛してやまないサロンオーナーたちへ
スタッフの育成は、「情」や「気持ち」だけではうまくいきません。
そのことに私が気づけたのは、人を雇って3年も経過してから。
自分が背中を見せれば、
自分が結果を出せば、
自分が技術者として尊敬されていれば、
スタッフもついてきてくれると信じていたのです。
でも現実はそうはいかず。離職者がたちませんでした。
早いとは半年〜1年に一人はやめていくサイクル。育てても育ててもやめていく。
やっと、売上が立てられるようになった頃に辞めていく。
それまでの莫大な人件費はなんだったんだろう…、といつも不甲斐ない気持ちでいっぱいでした。
一人一人の個性ややる気、性格が全く違うのに、一つの同じ方向を向かせることなんて、「ムリムリムリ…」と決めつけていました。
自分が認定講師の資格を取ったり、コンテストに出場していたのも、「スタッフのため」と思っていましたが、今思うと、完全に独り善がりでしたね。
そんな「情マネジメント」をいい加減手放さなくては！と、まず取り掛かったのが、役割マトリクス。
先日のブログでもご紹介した、全スタッフに役割を持たせるという仕組みです。
当時は8割がバイトスタッフさんで、「やる気がない」「軽い気持ち」で働いてるスタッフばかり！と思っていましたが、
どうしたらやめないでもらえるのか？続けたくなるのか？やる気になるのか？と悩んでトライしたこの仕組みを導入。
弱小サロンが大手と同レベルの福利厚生や待遇を用意することは難しいから、与えられるのは「やりがい」しかないと考えました。
運用していくのは独力でしたので、スーパー大変でしたが、うまく運用していけるようになって、
「やる気をあげられない、仕事の楽しさを教えてあげられてないのは私の方だったのか！！」と衝撃でした。
「バイトはそういうもんでしょ」先輩経験者に再三言われてきた言葉で、私もこの言葉を隠れ蓑に、自分にできることを全然してなかった。「なんだ、素材のせいなんかじゃないんじゃん。」
率直に、腑に落ちたのが鮮明に思い出せます。
「モチベーションを上げるには？」とか「能力を高めるには？」「生産性を上げるには？」といった”経営者視点”で育成は語られがちです。
でも、育成で悩み、苦しみ、数千万の人件費を無駄にしてしまった私だからこそ、辿り着いた答えは、育成の主役はどこをどう切り取ってもスタッフさんです。
当たり前と言えば当たり前なんですけどね。
例えば、企業理念やビジョンを語る際に、当然「会社が目指す方向」を指し示すわけなので、主語は「会社」ですよね。
ここに響いたから入社してくれてるはずなんだけど(ここまではいいんです)
でもそれが、体現されていない、仕事や具体的な行動に落とし込まれていないと、スタッフさんの熱は一気に冷めちゃうんです。
「入社時・面接時と言ってることが違うジじゃーん！！」と私たちは思いがちですが、
実は、同じことを、もしかしたら私たち以上に彼らは感じているんです。
「お客様を幸せにするサロンです！」とか言っといて、残業ばかり、残業代もつかない、みんな疲弊していて、顔には笑顔がない。
やっぱりただのキレイゴトだったのか…
そんなうまい話あるわけないよね…
と、素敵に働くことを諦めさせてしまいます。
この企業理念やコンセプト、ビジョンというのは、絶対に「三方良し(お客様・スタッフ・会社)」じゃなきゃダメです。
あとでつじつまが合わなくなって、歪みがきます。お飾りなんかじゃなくて「マジで絶対！！」実現したいこと、できることをコミットメントしたいですね。
実はオーナー自身が、この企業理念を具体的にどうサロンワークに活かせばいいのか、判断基準に生かすのか、具体的な行動に落とし込むのかを分かっていないケースが多々あります。
この辺りを、今日は「小さなサロンのスタッフ育成一日集中講座」にて熱く、アツークお伝えしました。
6時間の長丁場の講座でしたが、受講者の皆様、最後まで集中力を途切れずにご参加くださいました。
他のセミナーと比べて、高めの設定ということもあり
私からお伝えする内容もボリューミー！
育成の仕組みは、一つだけではうまく回りません。
例えば、マニュアルだけがあっても、それを結局毎回オーナーが教えていては生産性が落ちてしまいますが、
シスター制度で先輩が教えてあげられるようになって、マニュアルが生きてきます。
シスター制度やメンター制度も、ただの愚痴を言う相手になってしまう、というケースをお見かけしますが、
役割マトリクス・評価制度・面談と合わせて活用することで、実務や売り上げにつながっていきます。
そして、最終的には、それらをスタッフに落とし込むための伝え方やプレゼン能力が問われるわけです。
『一日集中講座』と言っているのはここで、６時間かけて、全ての仕組みがどう連動していくのか、
効果的な伝え方やコミュニケーションは？という、サロン現場でのオペレーションを踏まえた内容になっています。
苦難を元に見出した仕組み
私は、人を生かす才覚が乏しくて、情に甘く、他のサロンオーナーの何倍も「育成」に苦労してきたと思っています。
そんなへなちょこオーナーで、ヘタレ社長の私だからこそ、育成についてはたくさん失敗をして、たくさん泣いて、挫折をしてきました。
「もう人を雇うのはやめよう…」と思ったこともありました。
お伝えする育成の仕組みは、どれも私がたくさんの失敗と、スタッフとの別れの中で
試行錯誤しながらやっと、たどり着いた「スタッフが幸せに働ける」やり方。
もちろんサロンの利益を増やしていくことと両立しながら。利益と理念の追求、これこそが育成の真髄ですね。
どの仕組みも、伝え方も現場で実践してみて、スタッフたちの意見を取り入れながら 完成させた仕組み・ノウハウです。
現場で生まれ、現場で実践したやり方だから、自信を持ってお伝えすることができています。
講座内のワークでは、明日から使えるスタッフへの伝え方、役割マトリクス、マニュアル作りなどをふんだんに盛り込み、
超・実践的な内容を学んでいきます。
やはり、スタッフを雇っているオーナーさまのお悩みは共通しているところも多く、
受講者さま同士で共感しあえる想いがたくさんありました。
こんな風に、共感しあえる仲間と出会えたことも、大きな収穫ですね。
何よりも、皆さん本っっっ当にスタッフ様のことを想ってる。ちょー愛してます。
スタッフのために、学び、悩み、考え…講座中、
このオーナー様のことを、スタッフ様にお見せしたい！と思っていました。
そんなスタッフ様思いのご参加者さまの温かいご感想をUP致します。
次回は３月を開催予定しております。
本気でスタッフのことを考えているオーナーさま
スタッフをもっと生かしてあげたいオーナーさま
スタッフの悩みがと耐えないオーナーさま
ぜひご参加くださいませ。
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小さなサロンのスタッフ育成１日集中講座 2017年3月21日(火)11:00〜17:00 今度こそは、スタッフを中心にしたサロン創りをしたいオーナー様へ！ スタッフを生かし、幸せにできるサロンになる方法を集中的に学びます。
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受講者さまの声
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
小さなサロンの育成の仕組みの全てを１日で集中して学びます！
セミナー内容
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3/21(火) 「小さなサロンのスタッフ育成1日集中講座」→残席6
最高のチームワークで最大の成果をあげる方法と具体策を学びます。
来て欲しいお客様で溢れるサロンへ！
自立集客(ホームページ・ブログ・SNS・ちらし・看板)だけでなく、媒体集客(hotpepper beauty)も含めた
小さなサロンにあった集客方法・予算に合った集客ツールと生かし方を学びます。
一番の魅力は、HPとブログだけで40名集客できる、ターゲットの定め方・サロンの強みの見つけ方・サロンの良さの伝え方・集客できるブログの書き方がマスターできます。
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1/10(火) →満員御礼 3/14(火)残席6
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幸せサロン育成コーチ げしあゆみ