スタッフ同士の仲が悪い、サロンの空気が悪い時の解決策は?

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

スタッフ同士の仲が悪い、サロンの空気が悪い時の解決策は?

スタッフが7,8名になってくるとよくある問題ですね。

スタッフ全体が、仲が悪いわけではない。

でもこのことあの子が相性が悪い、

ということありませんか?

 

問題解決のフレームは実にシンプルで

原因と目的を考えるだけ。

  1. 原因は「なぜそうなったか」ということですね。
  2. 目的は「どうなればいいのか?」という

目標やゴールのことです。

 

原因と目的の2つの視点を持った方がいい理由としては

❶原因だけを考えても、前には進めません。

犯人探しをして終わり、になってしまいます。

 

❷目的だけを考えても

地に足がつきません。理想論、きれいごとだけでは

また同じ問題にぶつかるリスクが高いためです。

 

原因を探るために、「なぜそうなったのか?」

「なぜそう思うのか?」という原因を聞いてあげます。

これは、お互いが最も主張したいところだと思うので

「うんうん」と聞いてあげれば

フラストレーションの半分は解消できます。

そのあとで、どうしたい?

どうなればいい?という質問をしていきます。

これは、解決策や代替案を本人に考えてもらうためです。

ここで仮に、オーナーが

「じゃぁこうするといいよ」と教えてしまうと

結局やらない可能性が高いです。

ご経験あるのではないでしょか?

自分で言ったことに対しては、納得度が高いため

解決策や代替案を考えてもらう時に

欠かせないのが、自分が

「どうしたいのか?」

「どうありたいのか?」

という目的です。

目的がなければ、どこに向かって、何のために

行動を変えるのが見えません。

 

とは言っても、原因視点だけだと

「あなたがそういう言い方をするからじゃない?」

「結局お客様のことを第一に考えられていないからじゃない?」

といった風に、誰かや何かが悪者になってしまいます。

 

逆に目的視点だけだと

「とにかくみんな仲良くしてよ!」

「言いたいことを言い合うためにミーティングしよう!」

となってしまいます。

一見ミーティングしよう!は、解決策として

ベターに思えますね。

でもその原因を把握できていないのであれば

解決策は見出せないはず。

 

もし万が一、一方的に先輩が後輩をいじめていたとしたらどうでしょう?

ミーティングをしたところで、後輩はますます萎縮をしてしまい

誰も味方がいない、そんな気持ちにさせてしまうかもしれません。

 

なぜそうなったのか、という原因視点

どうなりたいのか?という目的視点があれば

解決策は見出せます。

どんなシーンでも、どんなに相性が悪いスタッフ同士でも

お互いが納得のできる「第三の案」は

必ずあります。

根気のいる仕事ですが、

チームワークを発揮して

自分一人では到達できないステージに行くために

スタッフを雇っているはず。

もちろん、違う目的でもいいのですが、

その目的を達成するために、スタッフの力を借りるのであれば

彼女たちの魅力や良いところを最大限に生かしていくしかないと思います。

 

まずはマイナスをゼロにすること、

プラスを作るのはそれからですね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

明日もあなたのサロンが幸せでありますように。

 

幸せサロン育成コーチ げしあゆみ