こんばんは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
「客単価UPに繋がるデータ活用」データをサロンにどう生かす?
エクシードシステム株式会社 田中優勝さん
がリリースした小冊子を大切に読ませていただきました。
優勝さんのブログはこちらです↓
美容業界一筋のPOSメーカーの取締役が書いたとなれば、
そりゃぁ濃い内容になっています。
無料で配布するのはもったいないほどのボリューム。
データやさんのお仕事の域を超えています。
なぜ、ここまで出来るのか?
私の主観でいうと、優勝さんは美容業界をめちゃめちゃ愛しています。
それ以上にサロンオーナーを超大事に思っている。
これまで幾度となくご一緒させていただきましたが、
「アイシテル」とか口先では絶対に言う人ではないのですが(笑)
でも、超愛されている、と勝手に感じています。
そんな愛の詰まった小冊子。まだお読みになっていない方は
ぜひ、優勝さんに「ほちい」してくださいね。
優勝さんは「データ屋」さんですので
分析がお仕事ですから、「評論家」で終わる、
と思うでしょう?ワイドショーの人ですね。
『何も現場のことを知らくせに〜!』
現場を知らないコンサルの方や
一般的なデータ屋さんとお話ししていると
しばしば感じるジレンマ。
ところがですね、読んで初っ端から、
現場への愛を感じまくりました。
分析→評論→事例・情報提供→読み手(サロン側)から
多くアイディアを引き出してくれる内容になっています。
無機質なデータに、血を通わせてくれるのが優勝さんです。
特に私が「大好物♡」と思ったのが、
②客単価UPにつながるデータ活用とは?
新たなメニューを作るタイミングには、様々な目的があります。
- サロンのリニューアル
- 客単価をあげたい
- 新しい材料
- 来店サイクルを早めたい
- お客様満足度を上げたい
- リピート率を上げたい
こういった目的で、メニューを作ろう!と思った時って
直感に頼りませんか?
ディーラーからの営業で、新商品を営業され、
うん、入れよう!とか
きっとこの商品は、うちのお客様、好きなはず!とか。
新メニューを作る、ということは
商材の仕入れにせよ、そのアナウンスにせよ、
コストかかるわけです。
その判断基準が、「勘」では
心もとない。
そこで生きるのがデータです。
優勝さんが提案しているのは、VIP顧客の利用メニューが
お客様に支持されているメニューだ、というもの。
私のサロンでも、上顧客様はジェル施術時に
ケア・ハンドパックなどの
ハンドケアメニューをオプションで追加する方がほとんどです。
4,000円のメニューです。
一度やれば、その効果が実感できるし
年齢層高めのお客様にとっては
月に一度徹底的なハンドケアで
手のアンチエイジングをすることに価格は厭わないのですね。
VIP予備軍の客様にも
このメニューをご案内したら、早速予約メニューへの追加が3件ありました。
POPも作るべきですね。
VIP顧客・上顧客の施術メニューに
その下位に入るお客様の単価を上げる、
来店サイクルを早める「新メニュー」の根拠がある、ということ。
私がデータが好きなのは、それが事実だからです。
この主観でも思い込みでもない「データ=根拠」
無くして新たな取り組みや、そのフィードバックはできないんですね。
エクシードさんのPOS「サロンマジック」は
分析できないデータはない、と言えるほどの
マニアックな事実が得られます。
勘や思い込み、時には希望で経営的な判断をして
失敗から学んでいくのもいいですが
(私は開業から5年はこのタイプでした。
ずいぶんな遠回りをしたな〜)
合理的に成果を出すの出あれば
根拠、原因から目を背けてはダメですね。
ただし、データだけが真実、というわけではありません。
オーナーが直感的に感じる、
「あれ、今日のサロンの雰囲気何か悪いな」
とか
「お客様の様子がなんだかいつもと違う…」
などと現場にしかない、肌で感じる温度や感覚もまた
真実です。
そこにデータがあれば、その勘に根拠がつくんですね。
だから対応策が打てるし、時には
未然に防ぐこともできる、というわけです。
「経験による勘+事実としてのデータ」
どんなに正確なデータも私たちが現場で生かさなければ
ないものと同じです。
例えば、リピート率が下がっている、
そんなわかりやすいデータが出ている時の対応策は、
原因(根拠)によって様々です。
やみくもにトライしても、成果は上がりにくいんですね。
何が原因なのか、を把握するところが
対応策→改善のスタート。
もっと大事なのは、どんなサロンになりたいのか?
という目的です。
データを生かす、ということは「原因」と「目的」の
2つの視点から対応策を考えて、実際に行動する
ということです。
最後に、
私も著者の端くれ、出版物の重さや責任感は
感じていますのでね、そりゃーもう大事に大事に読ませてもらいました。
書物に残す、というのはこちらの都合で削除したりもできないし
間違ったことは書けない、私は著書の執筆中に
何度もこのプレッシャーに潰れそうになりました。
でも結局、今の自分の全てを書こう!と腹をくくってからは
手に取ってくれる人のことだけを考えました。
優勝さんの大変さや根性に激しく共感します。
営業後のサロンで、夜な夜な原稿と向き合いながら、
みなさんと同じ”現場”からリアルな思いや仕組みを
沢山盛り込んだ「愛されるサロンオーナーの教科書」
まだお読みでない方は、んぜひ♡
(ちゃっかり宣伝♡)
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
幸せサロン育成コーチ げしあゆみ