集客を分解して考える⑤ファンになってもらう

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

集客を分解して考える⑤ファンになってもらう

連載でお伝えしています、

集客を分解して考える」シリーズ

①来てもらう→②選んでもらう→③来てもらう→④通い続けてもらう→

までのプロセスをお伝えしました。

集客は分解して考える①来てもらう→②選んでもらう

集客を分解して考える③来てもらう→④通ってもらう

本日は、集客を分解して考えるシリーズの最後

⑤ファンになってもらうための方法です。

 

⑤ファンになってもらう

そもそもファンなってもらう、とは

どういうことでしょうか?

ファン5か条

  1. サロン・技術者のことが超好き
  2. 応援をしてくれる
  3. 憧れの気持ちがある
  4. 良い口コミ・ご紹介をしてくれる
  5. アドバイスや提案を求めている&してくれる

まず単純に「好き」「お気に入り」「素敵!」

という思いをベースに信頼感があり、

応援やご紹介、アドバイスの聞き入れをしてくれる存在。

時には、サロンやスタッフへのアドバイスを頂けることも。

 

何もせずファンになっていただけるか、というと

そうではありません。

ファンになっていただくには、

まずはお客様の「ファンになること」

これに尽きます。

自分が受け取るより、相手に与えるが先です。

 

お客様に愛されるには、

お客様を愛することです。

 

本日のサムネイル画像は恵比寿にある

「車」という、とっても美味しい宮崎地鶏を

出してくれるお店のワタルくんです。

 

今回は1年ぶりくらい、かなり久々だったのですが、

予約した際には覚えていてくれました。

急なお誕生日祝いの申し出にもかかわらず

サプライズの対応をしてくれました。

 

担当のワタルくんは

素晴らしいパフォーマンス。

「すみませ〜ん」とお店の方を

呼ぶことは一度もなく

常に気にかけてくれていました。

Macを忘れれば、追いかけてくれて

(ゴメンナサイ…)

 

お誕生日をお祝いしたい、という気持ちに

共感してくれて、一緒にサプライズを仕掛けてくれただけで

ファンになる理由としては十分ですが

本当に素晴らしいもてなしをしてくれました。

image

面白かったのが翌々日に友人が

また車さんの予約を取っていた、という笑

友人はすでにファンになったわけです。

ワタルくんと車さんの。

もちろん私も会いに行きました、ワタルくんに。

image

自己紹介カードは、

“話しかけてもらうきっかけ”を作るためのもの、です。

すべてがコミュニケーションのためのツールです。

繁盛している飲食店やホテルは

「もてなす」ということが本当に上手です。

粋だし、自然だし、楽しませてくれる。

 

私たち美容業も

コミュニケーションをとる、というところが

スタート地点です。

 

いきなり自分の話をし出したり、

サービスや商品を売る前に、

まずはサロンに、自分自身に

関心・好意を持っていただくために

「きっかけ」を散りばめておくこと。

これがファン作りのSTEP1.です。

POPもそうですが、

直接の訴求じゃないからこそ良いことがあります。

ファン化へのステップ5

STEP1.きっかけ作り

(POP・自己紹介カード・メッセージカード・

お礼状・ニュースレター・メールなどでのやり取り)

STEP2.おもてなし

STEP3.コミュニケーション

STEP.4お客様を育てる

(提案・アドバイス・啓蒙)

STEP5.ファン化

 

もちろん、

お客様がご満足する施術・接客があってこそです。

 

ファン獲得には、

「仲良くなる」だけでは不足。

お客様を育てる、啓蒙する

というプロセスが必要です。

プロとしてのアドバイスであったり、

綺麗になれる、綺麗を保つ方法の

ご提案だったり

「この人は信頼できる」という信頼感

「この人に任せれば大丈夫」という安心感

があって、「ファン」になるのですね。

 

この5STEPをお客様がサロンにいる時間で

ひとつひとつ取り組んでいきます。

メッセージカードやお礼状など

来店前後に取り組むこともあります。

どれも時間は要しません。

面倒と捉えるか?

出来ることからやってみようと思えるか?

1年後のファン顧客数には雲泥の差がありますよ〜

集客は分解して考える

  1. 知ってもらう
  2. 選んでもらう
  3. 来てもらう
  4. 通ってもらう
  5. ファンになってもらう

こうしてサロンに来ていただいた

お一人お一人のお客様を

ファンにしていく、

というところまでが「集客」です。

 

集客を分解して考えると、

最後には「ファン顧客」という一つのゴールが見えてきます。

それぞれのプロセスにどんな目的があって

具体的に何をすればいいのか、

ということが明確になります。

 

「集客しよう!」ととりかかる前に、

ファン顧客までの仕組みや取り組みを

考えてから、スタートすること。

せっかく集めたお客様との出会いを

無駄にしたくはありませんものね。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

明日もあなたのサロンが幸せでありますように。

 

幸せサロン育成コーチ げしあゆみ