一番売りたいメニューはなに? お客様が「分からない」ものは選ばれない!

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

#サロンのメニュー #多すぎる #訴求力 #選びにくいメニュー #分かりにくいから選ばれない 

一番売りたいメニューはなに? お客様が「分からない」ものは選ばれない!

美容サロンには数多くのメニューがあります。

メニューの数って数えたことありますか?

当サロンでは、オプションメニューも入れたら100以上ありました。(多すぎ)

「ネイルアート」と一言で言っても、フラットアート、3Dアート、ストーンアート、など種類がありますからね、「全部」になるとそんくらいいっちゃう。

エステさんも多いですよね。

お客様が知らないメニューもあります。単品ではオーダーできないメニューも多いです。

 

コンサルを受けていただく際に、必ずとりかかるのが「コース・メニュー」リニューアルです。

目的はは、集客・メニューアップ・コースアップ(=客単価UP)・リピート率UP

メニューは言わずもがな私たちの「商品」です。いちばんの要。

お客様にベネフィット(価値・未来)が伝わらないとうまくいきません。

メニューの訴求力をあげて、魅力が伝わるようにしたいですね。

 

メニューに魅力がなければやっぱりお客様に選ばれないので、集客も難しくなります。

クーポン名・メニュー名・その魅力が伝わるイメージ写真はとても大事です。

今日は、そんな大事なメニューの数・メリハリをコントロールしましょう!という記事です。

 

メニュー名については、反響も多かったこちらの記事を是非ご参考くださいね。

http://shiawasesalon.com/?p=10810

 

 

 

メニューはあるだけじゃダメ。選びやすくしてあげる!

魅力的なメニューを用意するだけではなく、選びやすくしてあげることが重要です。

選びにくいメニューとはどんなメニューだと思いますか??

  1. メリハリがない
  2. 多すぎる
  3. 分かりにくい(何をするのか?どうなれるのか?)

 

これ、不思議とどれか一つだけ出来ていない、というケースが稀で

メニューが多いサロンは、メリハリもないし、分かりにくいんです。

分かりにくい、というのは専門用語を使っていたり、聞いたことのない言葉だったり、

これって何?とお客様の方から聞いてもらって、コミュニケーションを図るためにわざとそうしている、というケースもありますが、かなり上級技。聞けないお客様の方が圧倒的に多いからなんですね。

個人的には、聞かないと分からないメニューはないのと同じ、と思ってしまいます。

 

じゃー選びやすいメニューって?

じゃー選びやすいメニューは?というと、この逆をやればいい、ということですね。

  1. メリハリをつける(違いがわかる)
  2. 最小限に限定する(多すぎない)
  3. 分かりやすくする(何をするのか?どうなれるのか?写真・イメージ)

 

例えば、フェイシャルの6コースがあったとしましょう。

部位ごとのメニューや、化粧品ごとにメニューを作るともっと多くなってしまうこともあります。

お客様はご自身で、「このメニューが私には必要!」と理解・選択ができません。

 

多すぎるメニューはお客様を混乱させてしまいます。

 

例えば、これを本当に売りたい、本当にオススメ!メニューを松竹梅の3コースに絞るだけでかなりスリムになりますね。

人は心理的に、真ん中を選びたくなりますので、いちばん出て欲しいコースを真ん中に。

 

残りの5コースどうするの?というと

まずこれ、本当に必要ですか?サブメニューじゃダメですか??

 

解決策はこんな感じです。

  • いちばん上のコースは、VIP客しか受けられない特別メニューにする
  • 分解してオプションメニューにする
  • 他のコースと掛け合わせる、合体させる(そのぶん価値が上がっていますので、お値段が上がってももちろんOK)

メニューにメリハリをつける方法

続いて、メニューにメリハリをつける方法です。

どうしてもメニュー数を減らせないのであれば、メリハリをつけてあげましょう!

メニュー数を減らして、メリハリもつけば、お客様にとっての「選びやすいメニュー」にかなり近づいていますよ〜

  • セラピスト一押し!、乾燥肌の方にオススメ!などのPICK UP方式
  • ランキング形式(ママに人気NO,1、当サロン人気メニュー第3位)
  • 乾燥の冬シーズンにはこのメニュー、生理前のイガイガ肌が驚くほど素直になるコース、など季節ごとにキャッチコピーをつける
  • お悩み別のコースに分ける
  1. 毛穴・化粧のり・テカリが気になる方のための2コース
  2. 乾燥・しわ・年齢サインがきになる方のための2コース
  3. 小顔になりたい・血色が悪い・肌質を変えたい方のための1コース
  4. お悩みもホルモンバランスや季節によって様々です。ひとつのコースで効果を実感したら、その時々のお悩みに応じて、その他のメニューも試したくなり、リピーターにもつながっていきます。

ごはん屋さんでも日替わりランチやシェフおすすめコースが一番売れるように、

私たちもメニューをもっとプッシュしていいんです。

もちろん選ぶのはお客様なんですけどね、しつこいようですけど、選びやすくしてあげないと選べないんです。

あとは選んで欲しいメニューに誘導することだって、全然できるってこと。

 

お客様のメニュー選びの基準は、今の自分の悩み、願望。つまりベネフィットですね。

「良さそう」「私に合ってそう」と思わせられなければ意味がありませんから、

それがわかりやすいメニュー、サロンが選ばれる、ということ。

 

どんなに素晴らしい技術、メニューであっても

その魅力がお客様に伝わらないのなら、分かりにくいが理由で選ばれないとしたら、勿体無いですよね。

もっともっとお客様の目線に立った、どこよりも選びやすく、わかりやすい、メニューの構成にしてあげましょう!

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

明日もあなたのサロンが幸せでありますように。 幸せサロン育成コーチ げしあゆみ