こんばんは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
スタッフ一人一人から「個」の発信をすると何が起きるのか?
SNSの普及に乗じて、ますます個人の発信がしやすくなっている今日、
サロンからの発信とは別で、スタッフ一人一人が発信するサロン、増えていますね。
サロンにとっては、組織やチーム以上に、スタッフ個人をブランディングした方がよりターゲットが絞れるし、ファンもつかみやすいためだと考えています。
ディズニーのキャラクターのように、ミッキーがスーパースターなんだけど、それぞれのキャラクターにファンがつく、そのアトラクションや商品が売れていく、こんな地図が一サロンでも描ける時代です。
スター(例えばオーナーやトップスタイリスト)が一人だと、スターのカラーや個性が、サロンそのものを象徴することなり、その人がつかめない客層は取りこぼしてしまいます。
オーナーの客層がそのままサロンの客層、というサロンが多いのではないでしょうか?
でも、スタッフ一人一人がファンをつかめるようになると、裾野が広がるだけではなく、集客やリピートもスタッフ自身で完結できるようになります。
サロンはあくまで器、となり、スターを率いるスーパー軍団になります。ディズニーだけでなく、宝塚とかジャニーズとか、もうずっと人気の絶えない地位を築いていることで明白ですよね。
それが結果的に、オーナーだけの魅力だけでもなく、個人だけの魅力でもない。
そんなスーパーサロンを創っていけます。
スタッフを、ブランディングすれば集客だってリピートだって、飛躍するのだ!ということ。
スタッフにファンがついているサロンは、結果的にサロンの価値が上がり、ファンが増えていくきます。
自分で自分のお店のことを「いいサロンです!」とは謙虚さも相まって、言いにくくても(いっていいんですけどね)
「彼女は素晴らしい技術者です」「〜が得意な○○です!」というのは言いやすいんですね。
クライアントサロン様でも、今まさに実践していただいているところで、3ヶ月で早くも個人ブランディングに成功しています。
懸念していた、スタッフごとの差異や、サロン全体で接客をする、ということができなくなるのでは?というところは仕組みでカバーしました。
自分もスタッフも本当はもっと「個」の力があります。引き出せば引き出すほど溢れてくる。人間って素晴らしいな、と思ってしまうほどです。
集客もリピートも、育成だってスタッフの力を活かせば、もっと成長できるサロンになるし、何と言ってもやりがいを感じてもらえる。
そう、スポットライトが当たると、モチベーションが全然変わるんです。楽しい。
経営サイドの都合で言えば、経費も変わって来ます。スタッフ一人一人がお客様を呼んででくれたら、集客コストを何%抑えられると思いますか?
私たちにとって、最大の投資である「人件費」。この効果を最大限に活かすには、スタッフ一人一人をどれだけ活かせるか、輝かせてあげられるか?というオーナーの器量にかかって来ます。
規模や携帯に関わらず、どんなサロンでも、サロンの規模が小さいほどに、その個の力があるサロンは強いサロンになる、と実感しています。
では、どのように個人のブランディングをして行くのか?
今日は、ブランディングのために、取り掛かりやすい方法をお伝えしますね。
ブランディング、プロデュース、とカタカナで言うとわかりにくいですが、
イメージして欲しいのは、そのスタッフがアーティストとか、タレントだとしたら「どのように売り込むか?「どうすれば売れるか?」という視点です。
長所短所もすべて個性になります。その魅力的な個性が、お客様に伝わり、ファンになってもらうこと。
ファンになる、というのは具体的にいうと
- 知ってもらう
- 思い出す
- 会いたくなる
- 応援したくなる
ということです。
一人一発信
まず、知ってもらうための方法としての、発信をサロンで一つの発信とは別に、スタッフ一人に一発信、する方法。
これはブログやSNSがベターです。Aさんはアメブロ、BさんはインスタなどでもOK
ブログやSNSは客層が合わないのであれば、ニュースレターやPOP、看板での発信。
本人に、発信しやすいツールを一つ選んでもらうといいですね。ブランディングですので、じゃんじゃん顔は出していきましょう。
自己紹介やプロフィール、好きな技術や得意なデザインなど、そのスタッフにフォーカスした情報を発信し続けます。
ポイントは、インタビュー形式にしたり、他己紹介(別のスタッフから紹介してもらう)をすること。
自分では言いづらい魅力やウィークポイントも、人から聞かされると信憑性が増すだけでなく、「楽しさ」が伝わります。
他己紹介も自己紹介も押さえるポイントは同じ。
- 名前・ニックネーム
- 一言で言ったらどんな人?
この後の「覚えてもらう」にも繋がるキーワードです。その人のキャッチコピーを考えてみましょう!
例えば、「男の中の男、○○!」「恋愛相談マスターの□□!」「天才カラーリスト○○」など
- 得意・不得意や好き・嫌い
- 趣味・出身地・恋愛遍歴など、共感ポイントをもらえる情報
不得意なことや短所は、笑いも取れるポイントですので、失敗談やオチがあるように話すといいですね。
せっかく個性豊かなスタッフに恵まれているのに、その魅力を活かせていないな、と思うサロンさんはぜひ参考にしてみてください。
思い出して、会いたくなるためのツール
手書きのお礼状、LINEやメールなどでのアフターフォローのやりとりで、お客様の心を掴むなどが、思い出してもらうためのツールです。
ニュースレターでは、毎号ひとりのスタッフをピックアップして、取材をします。
自分を担当してくれている人がフォーカスされていると、嬉しくなるものです。
会いたくなる、のは「その人を思い出した時」です。
例えば、その人のキャッチコピーが「恋愛相談のマスター」だったら、彼氏と喧嘩したら思い出してもらう、会いたくなる、
「とにかく癒すネイリスト」だったら、疲れたな〜と言う時に、顔が浮かぶ、など
キャッチコピーをつけるメリットはこんなところにもあります。
(※ただ、笑顔が素敵な○○、とうたっているのにブスッとしてたりしちゃーダメですね。有言実行してなきゃ)
応援したくなる→ファンになる
応援したくなるのは、マラソンランナーがゴールを目指すように、「何かに向かって頑張っている人」です。
自分の応援が力になればいいな、と言う思いがあるから声がちぎれるほどの声援を送ってくれるわけですが
ゴールをサロンが設定して、お客様に公開、お客様を巻き込んでしまう、というもの。
例えば作品にお客様の票で順位を決める、社内コンペティション。
ファン顧客の数やお客様の声で役職が上がる、などの政治家形式も面白い試みです。
以前私のサロンでで、指名数や、頑張っているスタッフ、など部門を作って投票してもらい、それをHPやSNSで公開する、というのもをホームページなどで公開していましたが
こちらもお客様にも大好評でした。
拙著「愛されるサロンオーナーの教科書」でもあつ〜くお伝えしたことですが、
ファンになってもらうには、まずはファンになること、その方を全力で応援すること、喜ばせることが先です。
もちろん、ファンになってもらいたい、と言う打算は抜きにして。
スタッフ一人一人にスポットライトが当たる環境を用意する、もちろんそのスポットライトはお客様から見えるようにしておかなければ意味がありません。
みんなが日の目をみるサロン、素敵だと思いませんか?
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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