小さなサロンのお教室ビジネスの意義

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

お教室ビジネスの意義

開業して1年目、

お客様からのお申し出で、ネイルスクールを始めました。

独立前に専門学校やネイルスクールでの講師経験はあったものの

始めはスクールをやるつもりは全くありませんでした。

すぐに始まられたのは、経験があったからこそですが

売上は3年目でサロンを越えていきました。

 

一人サロンの時に、有り難かったのは

サロンとスクールの繁忙期がずれてることや、

サロンのアイドルタイム(暇な時間帯)に

レッスンで売上が立てられたり、

ストレートに「売上」という点。

幾度もサロン事業の危機を

スクール事業に助けられてきました。

 

何にもないむしろマイナスからのスタートだった私が

「ネイル」という土俵で9年間、

サロンを続けてこられた最大の理由が

スクールをやっていたこと、だと思っています。

お教室業をやる3大メリットは

  1. 自分がやってきたことに価値を持たせることができる
  2. 一対他で売上が立つ
  3. 時間のコントロールができる

 

マンツーマンのネイルスクールとして

開講はしましたが、今は講師1:生徒6の

少人数制スクール。

ネイルの資格試験での試験官として

お仕事をするようになったこともあり、

メインターゲットはプロになりたい方。

 

本来、マンツーマンでしか売上を上げられない

ネイリストという仕事にとって、

一対他で出来ることは

最大のメリットでした。

何よりもスクールを始めたことで、

場所としての稼働率引き上げられたことは

家賃や自分の人件費への費用対効果を最大限に引き上げました。

 

試験官ができる本部認定講師資格をとったのが

ちょうどスタッフを雇い始めた頃でしたので

スタッフの育成をしながら

自分の練習時間の捻出が大変でしたが

その甲斐もあり、

2年前、当校はNPO法人日本ネイリスト協会の

認定校になりました。

 

おかけで資格試験の自校での開催や

免除制度などを受け、

まずますプロ向けのスクールになっています。

 

「講師」という仕事には経験は必要です。

それは教え方にも体系があるし、

何より一般的かつセオリーである必要があります。

正しさと再現性が重要です

 

ただその教えている”中身”は

自分が学んできた知識・経験を

最大限に生かすことができます。

 

「私には教えられることはない」と謙遜で思っていても

その道で5年以上現場に立っていれば、

人が欲しがる技術やノウハウはあるものです。

 

お相手がプロではなく素人、エンドユーザーならなおさらのこと。

例えば、

会社員の女性をターゲットにセルフジェルを

ご近所の主婦の方にセルフエステを

ママさん向けにお子様のアップヘアーのやり方を

プロ向けにサロン開業の仕方を

などなど

自分が持っているノウハウや経験が

誰かのステップアップに役立ったり、

満足を実現して

対価を生むのです。

 

私たちのように、時間を切り売りする商売の場合、

1時間あたりの価値と単価を上げていくこと、

これまで1時間5千円だった単価を

1万円にする方法は…?と考えると

教えるビジネスは

私たち技術者・起業家との相性がとてもいいのです。

 

もちろん、

価格設定は?

集客は?

テキストは?

など考えることはたくさんありますが

「教える」という仕事を

自分のパイプの一つに加えることは

賢いやり方だと私は思っています。

ノウハウは学べばいいのです。

 

◇今日のワーク◇

  • あなたが教えられることはなにがありますか?

(謙遜はせずに、自分がお金を払って学んだこと、

逆にお金を受け取っていることに価値があると想定して

書き出してみてください)

  • どんな人にそのニーズがありそうですか?
  • もし仮に、今空いている時間で「教える」仕事ができた時、

売上はいくら上がりそうですか?

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

明日もあなたのサロンが幸せでありますように。

 

幸せサロン育成コーチ げしあゆみ