サロンオーナーの「メンタルの安定」は”サロンのスタミナ”

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

サロンオーナーの「メンタルの安定」はサロンのスタミナ

スタッフ数10名以下のサロン、

個人サロンの場合はなおさら、

企業であっても中小ならば

組織・会社・サロンの安定感=

サロンオーナー・社長の安定感、と言えます。

 

メンタルが安定していると、

良い時はより良くなるのはもちろん

悪い時は粘り強く、

辛抱強く、打たれ強くなることが出来ます。

そもそも、「安定している」とは

どういう意味なのでしょうか?

「安定」とは、落ち着いていて激しい変動のないこと、

ズレが生じてもわずかであること、容易に崩壊しない

売上の波に一喜一憂したり、

スタッフの問題でセンシティブになったりせず

状況に関わらず、メンタルが安定していると

自分も周りも楽。

メンタルの安定を構成しているのは

①外的要因と②内的要因の2つの要因です。

 

<①外的要因>

  1. 自分の気持ちをアウトプット出来る環境があること
  2. 自分を受け入れてくれる人がいること
  3. 自分がありのままで居られる環境があること

自分が自分で居られる環境がある人とない人では、

メンタルの安定感に大きな違いがあります。

いつも頑張っていたり、周りに気を遣いすぎていたり

自分を良く見せようとしていたり

そんな自分とは違った、

本当に「素」の自分で居られる場所があることは

大きな安心感となります。

コーチングやコンサルタントをつけるのも一つの手段ですね。

 

友人や家族に相談すると、心配のあまり

いわゆる「ドリームキラー」になって

「やめたほうがいいよ」「上手くいかないんじゃない?」

と言われてしまって、「そうなのかも…」と

せっかくの夢を諦めてしまうことがあります。

その点、トレーニングを受けたプロのコーチは、

思い込みや偏見なく、クライアントが目標を実現すること、

問題を解決することを全力でサポートします。

目標は当然、行動すること・し続けることで叶っていくわけですが

そのための手法やモチベーションのコントロール、

時間の使い方や、人間関係まで

考え方だけでなく、環境、取り組み方を

共に見出し、伴走していきます。

コーチのたった一つの質問で、

自分がどうしたいかがはっきりとわかった!

今何をすればいいかがわかった!

ということは往往にしてよくあることです。

<②内的要因>

  1. 思考がシンプルであること
  2. 自己肯定出来ていること
  3. 人生は100%自己責任と理解出来ていること

心理学やコーチングの勉強をすればするほど、

メンタルの安定には自己肯定感が大きく関わっているのだと実感します。

②簡単に言うと、「自己肯定感」とは

「自信があるか・ないか」ということ。

自分の短所や欠点を受け入れつつ、

何とかなる、と自分を信じることができる強さのことです。

自己肯定感が低い人は、

 

③自己責任の逆は他者責任。

つまり誰かや何か、環境のせいにするクセがある人は

自ら「不安定さ」を生み出してしまっているのですね。

 

実は、外的要因を整えるのも

もちろん大事ではあるのですが、

もっと簡単なのは、内的要因を創っていくこと。

 

自己肯定感を高めるには、セルフイメージや

成功体験も関わってくるし

自分とじっくり向き合う必要があります。

自己責任ということを本当に理解できるようになるにも

経験が必要です。

3つの要因の中でも、今すぐに出来るのが

①「思考をシンプルにする」ということ。

 

 

今日は、この「思考をシンプルにする方法」

を扱っていきますね。

シンプルの反対は、思考が複雑・極端だったり

感情と思考が入り組んでいる、などなど

「考える」というよりは「悩んでいる」状態です。

 

では、「シンプルな思考」とはどのようなものでしょう?

先述した例で言えば、

 面倒なことに蓋をして、見ないふりをするのではなく、

理解した上で見ないことを選択する、とか

論理的な思考・ロジカルな物事の考え方のことを指します。

感情的な考え方とは対にある思考です。

 

私もコーチングを学ぶ前は、感情的に考えることが多く、

「結局何を考えていたんだっけ?」と

なることがしょっちゅうでした。

今では、論理的な思考が癖になってきていて、

 感情が高ぶった時「なぜ起こっているのか?」その原因と

「どうすればよいのか?」と解決策をセットで考えるようになりました。

決して、感情的に考えてはいけない、ということではなく

冒頭でもお伝えした通り、

安定感がある、というのは

ぶれてもすぐに戻る、ということ。

そこを目指せばいいのです。

感情のピークさえ過ぎれば、すぐに論理的に考えることができるもの。

 

いちいち悩んだり感情が振り回されては

楽ちんな人生ではなくなってしまいます。

悩まなくてもいいことをいつまでも悩んでしまうので、

物事はどんどん複雑になり、

選択を誤ったり、タイミングを逃すことにもつながります。

 

エネルギー・時間には限りがあります。

考えること・取り組むことが多いほど

エネルギーは分散するということ。

 

自分を責めるような一人反省会・怒り・妬み・悲しみ

解決策のない問題や不可抗力に対し、あれこれ考えて

悩み続けることは何も良い結果を生み出さないのです。

プレッシャーやストレス、不安は脳の機能を著しく低下させます、

つまり行動力が下がってしまう、ということ。

 

 

思考がシンプルであればあるほど、悩みも少なく

楽に生きることができるとおもいませんか?

 

自分で商売をやっているのなら、

思考はいつもシンプルに。

これが限られた時間・資本・労力を

活かすために、とってもとっても大切です。

 

「自分にどうにかできること」と「どうにも出来ないこと」

自分にどうにかできること、で悩むなら建設的に

どうにかできないことなら、きっぱり悩むのをやめる。

これが思考をシンプルにするためのセオリーです。

 

もちろん、完璧な人間ではないですからね、

全ての物事に平常心を保てないとしても、

解決方法さえ分かっていれば、

マイナスの状態をゼロに戻す時間を短くすることは

誰にでも出来ることです。

この解決策=思考をシンプルにすること、なのです。

 

具体的に思考をシンプルにするためのワークをご紹介しますね。

やっぱり、今日も書き出しワークです。

書き出しは、人に話すよりもストレスの発散度が高い、と言われています。

誰に見られるわけでもないので、

思いっきり弱気に①から取り組んでみてくださいね。

【メンタル安定のワーク】

①今のお悩み、うまくいっていないこと、

メンタルが不安定になるとき、原因を書き出します。

まずは今の自分、現状を知ることは大切なプロセスです

 

②  ①で書き出したメンタルが不安定になる原因を

「自分にどうにか出来ること」と

「自分にはどうにも出来ないこと」に分けてください

 

③ 自分にどうにも出来ないことへの対応策

自分にどうにも出来ないことの多くは、

まだ自分の身には起きていないことだったりします。

これを考えていても、不安と恐れを増幅させるだけで

行動力と思考の幅を狭めるだけ。

対応策はたった一つ、考えるのをやめます。

避けられないことなら必要な対処をしておくとか、

自分が協力できる範囲で、やりたいと思うならやればいいのです。
④自分になんとかできることへの対応策

どうすればその問題を解決できるか、

たーくさんの方法やアイディアを出しまくります。

誰か相談やお願いできる人がいれば、

他の人のアイディアも取り入れるといいです。

そして取り組む順番と期日を決め、

淡々と実行していきます。

 

⑤自分にどうにかできないことに分類

されたものをまた考えちゃうとき

そのことを考え続けてることに気付けた場合、

思考の遮断をするトレーニングをします。

何をすれば考えることをやめられそうでしょうか?

私は、パッと立ち上がって空を仰いだり、

頭をブンブン振ったりします。

↑これは、よく笑われます(笑)

とはいえ、どうしても悩みたい!

悩んだ方が心が落ち着く!ときもあると思います。

こんなときはiPhoneでタイマーをセットして

10分だけメソメソナヨナヨ、悩みます。

 

トレーニング次第でメンタルの安定は、

自分の力で手に入れられるのです。

外からの刺激に揺れることなく、

「今・ここ」にあるできること、

やるべきことに集中して

しなやかに健やかにサロンを経営していきたいですね。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

RUNA
明日もあなたのサロンが幸せでありますように。

幸せサロン育成コーチ げしあゆみ