スタッフを「やりたい」「したい」気持ちにさせるのは、私たちの仕事

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

#サロン #スタッフ #練習しない #やらない #やりたくなる方法

スタッフを「やりたい」「したい」気持ちにさせるのは、私たちの仕事

スタッフに指示を出して、

「分かりました!」「やります!」と言ってくれたのに、

少し経って聞いてみると「あ・・まだやってません・・・」

 

あれ?

大丈夫って言ってたやーん。

頑張ります!って目キラキラさせてたやーん。

全然いけそうな感じだったのに。

 

面談で話して、

「練習頑張ります!!」「次のテストで絶対受かります!」って言ってたのに

ってあれ?全然練習してなくない?

 

 

 

「あ、、忘れてました」

「忙しくて・・」

「やらなきゃですよねー」

 

業務でも練習でも、ミーティングで決まった新しい取り組みでも同じ。

スタッフが「言ったこと・決まったことをやらない」これは、どのサロンでもお悩み事です。

 

ここで、

  1. 自分でやるのを待つか。
  2. やらせてみるか。

という選択肢になるかもしれません。

 

『自分でやるのを待つ』なら

例えば「忙しくて」という理由を受けて

「繁忙期が終わるのを待ってあげよう」となるかもしれないし

 

自分で「練習」の必要性を感じるまで、転ぶまで待とう、と思うかもしれない。

 

うーん、でも時間がかかりそうだなー・・

これじゃ「育成」がスタッフ任せだなー・・

 

じゃぁ『やらせる』なら?

「やるって言ったじゃん、言ったことはやろうよ!」と言って説得をするか

初めはいうこと聞くかもしれないけど、すぐにやらなくなるのが見えてる・・

 

私の答えは、どちらでもなくって「やりたくさせる」(ウフ♡)

 

 

そもそもここで、判断基準にして欲しいのが、

スタッフが業務でも練習でも「やりたい」とか「やりたくない」とかの前に

経営的にどうなのか?

ということです。

問題は、スタッフを尊重するかどうか、ということより以前に

 

経営的な視点で見て、『何を』優先するべきなのかを経営サイドはわかっていないといけません。

 

基本的には

  • スタッフに
  • いつ・どんな行動をしてもらって
  • いつまでにどんな成果をだしてほしいか

というのは、経営的な判断が必要です。

事業計画に沿ったものであるべきです。

 

例えば、集客とカウンセリングは同時に仕掛けて確実にリピートに繋げていく。

これが経営サイドが予算をかけて集客だけを仕掛けても

カウンセリング力がなく、リピートをとれなければ、集客コストを無駄にするためです。

年間の予算や各数値目標、集客プラン、リピート向けの販促(キャンペーン)、事業計画と育成の計画は紐付いていることを目指すと

つじつまが合ってきます。

(※これはスタッフと一緒に考えられるとベストですうちでは毎年合宿で年度始めに決めています)

そうなると今必要なのが飴なのか鞭なのかの判断がつくためです。

で、もし繁忙期のこの忙しい時に、カウンセリングをやらせたい、とあらば

楽しく、やってほしいですよね。

 

ちなみに、スタッフの「忙しくてできていません=出来ない理由」がでてくるというのは

実は「やりたくない」が理由で

 

忙しくても自分のためになる、とか

面白そう、とか、やってみたいとか

 

「できない理由」と同数であるはずの「出来る理由」が分かっていれば、自分の中でちゃんと優先順位を高くして取り組むわけです。

「やりたい」気持ちにさせるのは、「指示を出す側の仕事」ということなんですね。

 

やりたい!と思わせることろまでが「指示」

例えば

いつまでにこうなりたいから、ということを伝える

それが出来ないままだったらどうなるのか?

どんなデメリットがあるか?

 

出来たら(そのスタッフは、お店は)どうなれるのか?

ワクワクのゴールやビジョンを見せる。

 

で、経営的にもし今は「やらせない」「後ででもいい」という判断になったら

そのメリットやデメリットを一緒に考えて、代替案やリスケした期日を話し合っておく方がいいですね。

 

 

 

 

 

本当は”やりたいこと”も、”できるようになりたいな(るんるん♫)”と思っていたことも

「練習しなきゃ!」「ブログ書かなきゃ!」「売り上げあげなきゃ!!」と

「やらなきゃ!」になった瞬間に、

やりたくない!!

になってるだけなんですね。

 

もちろんそれもひっくるめて、セルフマネジメントもできるようになって欲しいんだけど、

その手伝いをしてあげて欲しいんです。