アライアンス(業務提携)集客ってドユコト?

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

業務提携(アライアンス)で集客ってドユコト?

今日は、私が一番押している集客方法、

アライアンス、つまり業務提携のお話です。

アライアンスとは、複数の企業が互いに経済的なメリットを享受するために、緩やかな協力体制を構築すること。 1つの企業に統合する必要があるM&Aに比べて、時間・資金をそれほど要することなく進めることができ、思惑が外れた場合の解消も容易にできる点で異なる。

企業にとって、ヒト・モノ・カネの資源は有限であり、経営者は、限られた資源を有効に使って企業価値を最大化することを求められている。有限資産であるヒト・モノ・カネを有効に使うために、異なった競争優位性を持った強者同士が組む戦略的提携(strategic alliance)はお互いの独自性を維持しながら技術面、生産面、販売面などで補完することができるために成功する確率が高くなる。 

以前は、IT・電機・通信・金融など競争が激しい業界を中心として、アライアンスが活発であったが、株式交換などが活発になるにつれて、多くの業界においてアライアンスが展開されている。 アライアンスとは | ビジネススクールならグロービス

簡単に言えば、提携とか同盟ってことです。

私は自分で言うのもなんですが、アライアンスが得意です。

大好きです。

とっかかりは個人サロンとしての

自分の非力さというか、凡人ぷりを理解しているが故の

苦肉の策でしたが、

サロンもスクールも、個人規模では出し得ない成果や

トラブルの回避、長期的スパンでの成長を続けてこられたのは

他サロンや他スクール、他企業との提携があってこそ。

美容サロンのアライアンス戦略は3つ

  1. 集客(紹介)
  2. リスクヘッジ
  3. 教育

本当に、個人サロンにはオススメのやり方なので

連載でお伝えしていきますね。

今日は、集客をテーマに扱います。

 

そもそも私が「業務提携」なんて意味もよく分かっていないまま、

提携を持ち込んだのが

アパレルショップです。

 

当時は、まだネイルって会社員の方には

当たり前ではなくて、

代官山という立地もあり、

アパレルとかアクセサリーショップの方

をターゲットにしていたんですね。

オープンして1年経過した頃、

クーポン誌での集客が思うようにうまくいかず

悩み抜いた末、考え付いたのが「提携」でした。

 

はじめはね、代官山のお洋服屋さんの店員さんに

チラシを置かせてください!

と歩いて回ったんですが、

そんなに効果がなかったんです。

月に1,2名程度。

そこで、視点を変えて、お店にお買い物に来るお客さんではなく、

「店員さん」にフォーカスしたんです。

「スタッフの皆様は毎回2,000円引き!」として

そのブランドイメージのサンプルを10パターン作成、

ロゴを入れてあげたり、ブランドカラーを使ったり、

そのお店のブログとかHPとかを徹底的に見て

オリジナルサンプルチップを作成しました。

これがめちゃめちゃ喜ばれましてね。

そこで働くショップ店員のほとんどの方にお越しいただいていました。

はじめから好みを分かっていることもあり、

定着がよく、おつきあいが長いお客様ばかりでした。

同じやり方で代官山で3店舗

ちゃっかりお約束事も結んでいました。

2,000円オフする代わりに、

  • ネイルチェンジしたらブログでご紹介いただくこと
  • ショップにチラシを置かせていただくこと
  • お客様にも宣伝していただくこと

当時は、合意書という形式できちんと書面も結びました。

アパレルって店員さんに憧れているお客様が来ることが多いので

自然と「ネイルどこでやってるんですかー?」

とお客様から質問があり、

ご紹介に繋がる、というフローが自然とできていました。

ブログで紹介していただいていたことも、

組み込んだ方が良い条件でした。

読者モデルもやっている方や

ブロガーでもあるともなると、

ショップのブログがUPされると

紹介が5名になることもありました。

 

何よりも、私たちのような店舗型のサービスは

近隣のお店さんと仲良くさせてもらうことは

メリットしかないと思っています。

 

地域に愛されていく、というのは

「待つ」ものではなくて

「仕掛ける」ものです。

ご紹介なので、期待を超えるハードルは

いつもよりさらに上がりますが。

その分、短期間で技術や接客スキルが

磨かれていったように思います。

 

当サロンではかれこれ3年以上、

集客にコストをほとんどかけることなく、

新規客が集まってくれてます。

その半分を占めるのが、結婚式場からのご紹介です。

現在は4社の式場と、ドレスショップが1つ、

ジュエリーショップが2つと提携しています。

はじめにオープンした代官山も、今の恵比寿も

素敵な結婚式場や、レストランウエディングができる

おしゃれなお店がたくさんあります。

私はもともとブライダルネイルが得意!

というわけではなかったんですが、

フリーネイリスト時代に雑誌やスチールのお仕事を

させていただいていたときから、

ブライダルネイルの企画を頂くことが

多かったんですね。

そんな風に、自分の強みも人に見つけてもらうところも

アライアンス笑

 

ちなみに、恵比寿は女性社員の多い企業様も多いので、

2社ほど提携をしています。

給湯室にチラシとサンプルの

フォトアルバムを置かせてもらっています。

1人が来ると、その周囲の見込み客のお客様が来てくれる、

なんとも有難い現象です。

お一人目が肝心ですね。

 

これを応用すれば、ママ友さんの会や

保護者会、習い事系、病院やクリニック、

(ネイルならフットで通ってくれます)

ターゲットがマッチしてるなら

キャバクラだっていいし

 

人がいるところ、集まるところなら提携か可能なんです。

 

提携のポイントは、シンプルですが

  • 「相手へのメリット」を提供すること
  • 「特別な対応」をすること

です。

特別な対応、というのが

そのお店さん専用のチラシや、サンプルや

特典のご用意。

これで提携できる確率は

グッと高まります。

あと必要なのは、断られても折れないメンタル笑

提携の話を持ちかけても

はじめからうまくなんていきません。

私も今提携している結婚式場さんは

5回目の訪問でやっと担当者の方とお会いできました。

「ダメ元で、相談してみる」

これがはじめの一歩です。

もっと小さいアクションにするならば、

まずは顔を覚えてもらうために

「話しかける、仲良くなる」

ことから。

そうして1店舗、1店舗と提携先が増えて行った時

地域に愛される

集客しなくてもいいサロンになっています。

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

RUNA
明日もあなたのサロンが幸せでありますように。

 

幸せサロン育成コーチ げしあゆみ