こんばんは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
サロンとお客様との対等な関係
開業当初の私は、お客様に
「来てもらえなくなること」を必要以上に
怖がっていました。
意味のない値引きや、サービスは日常的で
新規向けのキャンペーンや価格設定も
今思うと安くしすぎ、でした。
当時の客単価は今の40%〜50%は安めでしたし
安くしている分
リピート率も30〜40%と低め。
なぜ、そうなったかというと
「自分に自信がなかったから」
これが最大の要因です。
ネイリストとしてわずか5年のキャリアでの独立で
経営のこともお客様のことも
何もわかっていなかった！と思います。
だからこそ、いまクライアントさまには
同じ失敗をして欲しくない、
限られた資金・時間・労力を
成果の出る方法で活用して欲しい、
と思っています。
本来私達サロンとお客様の関係は
あくまで対等です。
サービスをする側と受ける側、
立場は違えど
やっぱりフェアな関係なんですね。
「安くしてあげたい！」
「サービスしてあげたい！」
こういった気持ちから
一見、お客様がお得になることが
お客様のために思えても
結局はサロンを転々とし、
ダメージが増え続け、
運命のサロンと出会えないまま。
つまり、もっと素敵な自分と出会う機会も
奪ってしまっているんです。
これでは、全然お客様のためではなくなってしまいますよね。
お客様と対等な関係を築けるのは
自信がついてから、と思うのではなく
今、すぐにできることです。
その道の美容のプロとして、
お客様の『美のパートナー』として
必要な知識や技術は身についているはずです。
もしそこが自信を持てないのなら、
もう一度修行を積んだ方がいいかもしれません。
もちろん技術にも接客にも
ゴールはないのですが、
絶対お客様を幸せにするんだ！
美しくするんだ！
という覚悟も含めて、
自分の技術が信じられないで
どうしてこの先のサロン経営を続けていけるでしょう。
私達は、今の技術を身につけるために
たくさんのお金と時間を投資してきました。
資格も取り、開業後でも技術のセミナーに通う
オーナーは少なくありません。
もっと誇りを持ち、プロとしての自覚を持って
お客様を美しくするお手伝いをしていきたいものですね。
こう書くと、横柄になりそうで嫌、という
お声が聞こえてきそうですが
自信を持つことと謙虚さは
二つで一つ。
もちろん、他のサロンや技術者を
悪く言う必要もないし、
向上心を持ち続けていたらいいのです。
大丈夫、これを読んでくれているあなたは
自分に奢ったりしませんから笑
むしろ、もっと自分に自信を持って
プロとしての誇りを感じてください。
これまでのご自分の軌跡を
思い返してみたら、
もっともっと自信を持ってもいいと思いませんか？
サロンが幸せじゃないなら、「しない」を選ぶ
値引きもサービスも
お客様に気に入られるためにやった途端、
価値がなくなってしまいます。
お客様にとって「有難い」ことではなく
「当たり前」のことになってしまうんですね。
では、何に価値をおけばいいのか？
それはやっぱり
プロとしての知識と技術、でしょう！
例えば次回予約をオススメする際にも
「1000円オフになるので」ということを理由にしてしまうと
「安くなるから」が次回予約を取る
理由になってしまいますね。
「○○さまの爪の状態が〜なので
○月の○週目ぐらいにお越しになれると
今の綺麗さをキープできます。
爪へのダメージも最小限に押さえることができますよ」
と、プロとしての見解・アドバイスが理由になっていると
「次回予約を取ることの価値」が
お客様にとって明確になります。
自信を持って、その価値をお伝えできるのがプロ。
押し付けになってしまうのは「売り込み」です。
お客様に必要な
・情報
・サービス、商品
・来店時期
を見極め、自信を持ってオススメすること。
これは私達プロの仕事なんです。
断られた時のことなんて、
言う前から考えなくてもオッケー！
以外と言葉にして伝えてみると、
前のめりで聞いてくださるお客様の多さに
驚くと思いますよ。
そんな風に、プロとしての自分を
信頼してくださったお客様は
簡単には離れません。
他のサロンでは、なかなかプロに
出会えないことを知っているからです。
本当にお客様の立場に立って、
お客様のためを考えた時、
良いものは良い、
不要なものは不要、とお伝えしてあげることこそが
独りよがりではない、愛なのだと思います。
もちろん、言い方は「伝わる」言い方で♡
自分年表のススメ
「根拠のない自信」という言葉がありますが
私はもともと自分に自信が持てなかったたちなので
根拠がないから自信もない、という状態でした。
そこでオススメなのが、
自分の年表を作る作業。
子供の頃から、今現在に至るまで
頑張ってきたことや乗り越えてきたこと、
成長したポイントなどを年表にして書き出します。
悪い出来事が起きても、なんとか乗り越えてきていることが
よくわかります。
「あら、結構私頑張ってるじゃない♡」と思える
とてもオススメのやり方。
ぜひ、夏休みの楽しい自由研究だと思って
取り組んでみてくださいね。
今日のワーク
- 横軸は年齢・縦軸は頑張ったレベルを1〜10に
- 思い出せる出来事と頑張ったレベルを書き込んでいきます
- まじまじと眺めて、自分を褒めてあげましょう♡
むしろ、自信を持たないほうが
お客様に失礼だ、と思いませんか？
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
幸せサロン育成コーチ げしあゆみ