こんばんは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
#無借金経営 #身の丈に合った経営 #お金がないからこそ
12年間の無借金経営を経て思ふこと
私は12年間無借金経営です。
開業時はどうしたか?というと、マンションの一室で
小さなスタートでしたので、開業費用は100万円でした。
今日のアイキャッチ画像は、開業当初のマンション。
ここから始まったサロンです。
開業だけでなく、2店舗目の出店も、人材紹介のスタートアップもサロンで出してきた売上で賄ってきました。
経営者としては、「未熟」だと思います。
お金を借りることで、多店舗展開をされているオーナーさんを見ると、すごいな〜と思います。
ですのでお金の借り方はお伝えできませんが、
いかにして無借金経営で事業を拡大するのか?ということはお伝えできます。
ざっくりと大きなお金の流れをお話しすると
冒頭でもお伝えしたように、開業時は100万円しか手元になく、
お店を出したらすっからかんでした。
というか、開業から3年くらいはどんぶり勘定でしたね〜
前サロンから顧客を連れて行ったわけでもなかったので
集客には本当に苦労しました。自分でできるポスティングと紹介、HPからのみでしたから。稼働率は30%程度。
ただし、「絶対帰ってきてもらうんだ!」(だって食べていけなくなっちゃうもん)という気概で新規リピート率は、限りなく100%でした。
お金がない分、気合と根性は何よりも強かった時期ですね。
その後、お客様の中から「スクールをやってほしい」という声を2,3名に頂いて
スクールが始まりました。
安定してまとまったお金が入るようになったので、
それを元手にサロン・スクールの広告にやっとお金を使えるようになりました。
広告を打つころには、リピーターにする力は身についていましたので、
費用対効果は抜群に良かったです。
開業から3年目までは、一人で切り盛りしていました。
リピーター様がついてくれたおかげで、単価も来店サイクルもよく
稼働率は100%。ご飯を食べる暇がない忙しさが2年くらい続き、
月の売上が100万円を超えてきたころに、300万円くらいのプールが出来てきて
人を雇うことになりました。始めはアシスタント一人から。
プールしていた利益を元手に拡大移転をして、席数を増やし、スタッフを少しずつ増やしていきました。
そうなってくると、売上も3倍に。
サロンはスタッフに任せていき、私は、スクールの売上を上げるために労力や時間を避けるようになっていきました。
そこから3年間で、また現金をプールしていき、
人材紹介をスタート。
人も育ち、サロンに私が出る必要がなくなって行ったので
人材紹介、出版やコンサルティングと新たな事業へと展開することができています。
無借金経営で一番要になるのは、やはり人の力。
「お金で解決」っていうことができないのでホントに人が財産、資産です。
自分も含めた人材の力をどれだけ活かせるか?ということに大きくかかってくると思います。
私の場合は、資本力がなかったのでマンパワーで乗り切るしかなかった、というのが正直なところです。
でも人を雇うとなると、同じようにマンパワーは発揮されない。
そこで必須になるのが仕組み・システムです。
いかにして、スタッフを生かすか?
スタッフの満足度を上げるか?
仕事の楽しさを知ってもらうか?
結果を出してもらうための仕組みが必要です。
マニュアルも、シスター制度も、役割マトリクスも
スタッフ育成・活性の仕組みはすべてもちろん、スタッフのためです。
仕組みがないと生産性は上がらず、スタッフの個性を潰します。
特に出来る人材が業務過多で潰れてしまう。
でも長期的なサロンの繁栄や売上につながらないのであれば、本末転倒。
自分も人も生きる仕組みがあれば、
稼働率は100%になるし、売上は経つんですよね。
スタッフ育成の仕組みが学べる講座「小さなサロンのスタッフ育成一日集中講座」
借り入れをするのもしないのも、どちらが良い・悪いはありません。
自分がどのように事業を展開していきたいのか?ということ以外に基準はないのだと思っています。
私はビビリなので、身の丈にあった商売の仕方しかできませんでしたが
借り入れをしていたら、もっと楽に、賢く経営ができたのかな?
とも思います。
と言いつつも、今までの自分やスタッフを振り返ってみて
無借金経営をしてきて良かったな、と思います。
元手が少なくても年商3000万だって、5000万だって上げることはできるから。私の周りの経営者にはゴロゴロいます。
運転資金を借りるくらいなら、自分には経営を続ける資格はないのかな、と思ってしまうのも古臭いのかな。
借り入れをするなら、人材か設備投資が良いな〜と思っちゃいます。
というわけで、まだまだ未熟な経営者だ、ということを実感する日々です。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
幸せサロン育成コーチ げしあゆみ