こんにちは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
#サロン #美容室 #エステサロン #ネイルサロン #客単価の上げ方 #単価1万円以上のサロン #高単価サロン #メニューの見直し
サロンの単価を上げたいならまずやること「メニューの見直し→リニューアル」
開業時に決めた価格設定からなんとなくそのままきちゃっているサロンさん、多いんです。
開業時より、腕も上がっているし、設備も機械もパワーアップしてたり
スタッフが入って自分の技術価値が上がっていたり。状況は変わっていっているのに、です。
うちもそうでした。
だから不服なんですよね。自分が。
どこかで「メニュー改訂しなくちゃ〜」と思いつつ、大変そうで、めんどくさくて後回しにしていた時期が何年あったか(笑)
もちろん「変わらないこと」にこそ価値がある場合もありますので、一概に○年経ったら単価アップ!ではないです。
ずっと値段が変わらない行きつけの鰻屋さんがあってね、そこはいつ行っても何年経っても、変わらない味。同じお値段。めちゃめちゃ美味しいんです。
家族の祝い事で使ったり、海外から遊びにきた友達、いろんな人を連れて行ったお店で、思い出の詰まったお店です。
「変わらないもの」も「変わり続けること」と同じくらい価値がありますものね。
うちはメニューも値段も変えない!このタレ一筋!みたいな大将が焼くうなぎが「飽きられない」のは、もちろん腕もしかりですが、松竹梅のメニュー構成で、季節の前菜、お吸い物、ボリュームが変わります。
季節感のあるお店のもてなしも行き届いています。
サロンでも、グランドメニューの値段は変えずに、新たなメニューやオプション、季節限定のコースを作ることで単価を上げることはできます。
客数は来ている割に売上が悪い時、見直すべきは客単価=メニューです。
仮に、今の客数のまま3,000円単価が上がったとしたらどうでしょう?5,000円ならどうですか?
売上目標に届きそうですか?
今よりもっと、おひとりお一人のお客様に丁寧な施術ができる。
おもてなしや接客で、もう少しできることが増えそう。
自信がつきそう!良いお客様が増えそう!などなど客単価UPにはいいイメージしかありません。
とはいえ、やみくもに&唐突に単価を上げても既存客を失客したり、集客でこけたりするんじゃないか??
なかなか難しそうで踏み出せない、というのが多くのサロンの本音ではないでしょうか?
(それなら、薄利多売をしていた方が楽ですものね)
単価を上げたい、と考えた時に
「オプションを追加してもらう」「物販を売る」のも一つの手段ですが、
頭打ちになっているのであれば、やはり価格設定を変えるのがいちばんの方法です。
価格設定変える前に、まずは現状のメニューを見直してみましょう!
- □メニュー数は多すぎないか?
- □メニュー名は「どうなれるか?」「どんな人のためのメニューか」が分かりやすいか?
- □コース価格は松竹梅になっているか?
- □ターゲットと価格がマッチしているか?
- □自分の技術や経験と価格が見合っているか?
①特にエステ、フェイシャルサロンではメニューが多く、複雑になりがちです。
メーカーの看板をしょってるとなおさら。全部を入れなきゃ!と思っているオーナーが多いのですが、本当にお客様が選びやすく、わかりやすいか?という視点で、
思い切った取捨選択をする必要があります。
②メニュー名については、反響のあったこちらの記事、ぜひ参考にしてください。
③コース編成のセオリーは、「松竹梅」です。心理的にも選ばれやすい真ん中が一番出て欲しいコース、価格になっていると良いですね。
うちはこれだけ!でもいいし、5つになっちゃう〜もありです。
でもシンプルで分かりやすい松竹梅、コースの動きが変わりますよ〜
④ターゲットと価格がマッチしているか?、⑤自分の技術や経験と価格が見合っているか?については、1年単位で見直しをすることをお勧めします。
仮に3年後にカット料金を倍にする!という目標があった場合、1年後は○○円UP、2年後は〜という計画になると思います。
そうなるとそれに見合ったターゲッティング、集客を戦略立ててする必要が出てきます。
集客・リピートと連動させる
メニュー設定は「価格設定」というスポットで考えずに、集客・リピートと連動させて考えられてる必要があります。
例えば、客単価20,000円の美容室なのに、サロンが汚かったり、ブログの内容やチラシの紙がチープだったり、おもてなしが全く全くなかったり、そんな「ズレ」「違和感」が生じないように、
サロンもスタッフもお客様にお渡しするツールもグレード UPして連動させること。
じゃないとただ「高くなった」だけでお客様が離れてしまいます。
必ず、「もう少し値段が高くてもいいから、もう少しいいサービスが受けられたらいいのに」という上位2割のお客様はいますからね。
そのお客様を喜ばせ続けること、言葉通り「技術・サービスの向上」をし続けることが、サロンを続けていくってことではないでしょうか?
そうなると当然見合った価格設定、というものが必要になってきます。
良いもの・良いサービスは高い、当たり前です。
いくらであってもお値段以上の価値があればリピートはしてくれます。
良さそう!と価値が伝われば集客もできます。
あとは必要なのは、既存客への丁寧なご案内・アフターフォロー。
なぜ価格を上げるのか?なんのための高価格な新メニューなのか?
理由がなければ共感はありません。DMやニュースレター、ブログでの事前告知に加え、店頭でのPOPやメニュー表を使ったアナウンス。
既存客、固定客に愛されるメニューになれなければ意味がありませんので、一番丁寧にやりたいところです。
最後は「勇気」と「覚悟」ですな♡
メニュー、価格の見直ししてみてくださいませ〜
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
幸せサロン育成コーチ げしあゆみ