同じことでイライラしない!サロンオーナーの対応策

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こんばんは、

幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。

同じことでイライラしない!サロンオーナーの対応策

例えば、

いつも遅れてくるお客様

同じミスを繰り返すスタッフ

毎回レスポンスが遅い士業

こちらから言わないと

連絡をしてこない業者…

などなど「またか…」と

毎度イライラしたり、困ったり、

時間を無駄にしていることは

ありませんか?

 

これってサロンオーナーにとっては

結構な無駄だと思うんです。

 

 

その時間があれば、別の仕事ができたし

ストレスにもなるし、対応が増えますから。

もしね、(イケメンの)秘書でもいてね、

そんな面倒なことは全部任せることが

できれば良いんですが

そうもいきません。

スタッフにお願いするのも

キャパオーバーなことが多い。

いつも忙しい、何かに追われてる感じ、

と思っているサロンオーナー様に

ぜひ試してほしい事前対応策。

賢い経営者は同じことで困らない

経営者にとって

同じことで困らない・イライラしない

というのは、主体的に仕事をしていく上で

とても重要なことです。

 

逆に「何度同じことを言わせるの?」と

思っているうちは、今後もその

「同じこと」が繰り返されるでしょう。

とても生産性が低いと思いませんか?

一度起きたことは、また起こる可能性が高いわけです。

それなのに何も対応策を用意しないから

また同じことが起こるわけです。

毎度誰かに同じことでイライラさせられている

と感じるのなら

そのパターンに気づき、対応策を用意しておくこと。

 

法則はいつもシンプルです。

うまくいっていないならやり方を変えるだけ。

 

こんなシーンを想像してください。

予約時間に毎度遅れてくるお客様。

でも次回予約を取って行ってくれるし、

単価も良いし、来店サイクルも早い。

 

初来店時に、『お時間にお遅れになった場合は

ご希望通りのメニューができない場合があります』

ということはお伝え済み。

最終で入ることが多く、なぁなぁに営業時間を

のばしてお受けしていたとします。

さて、今日は4回目。

「残業になってしまったので1時間遅れます」

というお電話がありました。

「またか…」というこのシーンで

どんな対応策が考えられますか?

 

A:お客様にお時間に遅れた際の対応を

改めて伝える

B:希望メニューは受けるけど、

営業時間を過ぎた場合は、10%加えることを伝える

C:遅れることを想定して、その時間はいっそ休憩にする

 

などなど、サクッと考えるだけでも

これだけの策があるわけです。

実はこれ、当サロンで最近あった事例。

 

実際にスタッフが取った対応策はBの

『希望メニューは受けるけど、

営業時間を過ぎた場合は、10%加えることを伝える』

でした。

この方は、もともと予算にこだわりがないお客様でしたので

「そうよねぇ、ごめんね〜。

もちろんそれでも良いのでやってください」

という大人な反応でした。

お客様は時間に遅れてもやってもらっている

負い目が少なくなったし、

私たちも無理して受けてるストレスがなくなったので

お互いハッピー。この着地点が重要です。

 

例えばここで

「単価も良いし、営業時間を超えている分は

サービスする」という対応策をとった場合、

お客様にとってそれはいつか「有り難い」

から「当たり前」となり

それが続いた時、スタッフには

きっと不満が生じるでしょう。

あとから不満が生まれるサービスなら

ただの我慢です。

 

一度起きたことに対しては

「次同じことが起きたらどうする?」という

自分で対応策を用意すること

私のサロンではスタッフに徹底していることで、

これが、相手を変えずに

自分の行動を変える、ということです。

 

「事前に」考えておいたほうが良い理由は

(特にスタッフは)

その場面では、「全然いいですよ〜」と

言ってしまいがちだからです。

 

今回はわかりやすく、

「お客様の遅刻」という事例でお伝えをしましたが

スタッフに対しても同じ。

 

「いつも寝坊してくる」

「毎度発注にミスがある」

「言い方がきつくて他のスタッフに悪影響」

などいつも同じことでお悩みなら

「どんな時にそうなるのか?」という

パターンを分析して

対応策を用意しておけばいいのです。

 

これが習慣にできていると

仮に用意した対応策でうまくいかなくても

さらに違う手を考える方に意識が向かいます。

 

繰り返しているうちに

AがだめならB、C、と次から次へ

違う方法が浮かぶようになるはずです。

マネジメントで言えば

「できた時に褒める」ことも大事ですが

それでは「待ち・受け身・賭け」になります。

主体的に、リスクをヘッジしていくには

先手必勝。事前の対応策があれば

余裕を持って淡々と対応策をこなすだけ。

精神的にも負担がなく、

とても楽ですよ〜

「人は思い通りには動かない」

だからこそ、

こちらの行動・対応を変えた方が

合理的だし生産的だし早い。

 

ちなみに、これは

自分自身の

「分かっちゃいるけどやめられないこと」

にも使えます。

 

実際にやってみると、

「なんでもっと早くやって(言って)

みなかったんだろう」と

効果の高さを実感するはずです。

もし用意した対応策がうまくいかなくても

落ち込む必要はありません。

また別の対応策を淡々と施すだけです。

 

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

明日もあなたのサロンが幸せでありますように。

 

幸せサロン育成コーチ げしあゆみ