こんばんは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
サロンの強みがなければ紹介は生まれません!
ご紹介が生まれなくて、悩んでいるサロンさんは
多くいらっしゃいます。
これまでにも紹介の仕組みをいくつか
お伝えしてきましたので良かったらこちらから
お読みになってくださいね。
http://shiawasesalon.com/?cat=68
今日は、仕組みではなく紹介を生むための
「あり方」のお話です。
紹介は3つの要素で成り立っています。
- 技術の強み
- 接客の強み
- 紹介しやすい仕組み
❸紹介の仕組みは、これまでの記事をご参考にしてくださいね。
今日は、
- 技術の強み
- 接客の強み
について扱います。
何も仕組みがなくても
紹介が多いサロンは技術・接客に個性があります。
肝心な技術や接客がおざなりで、
どれだけ仕組みを落とし込んでも、紹介は生まれません。
技術レベルが低いわけではない、
接客だって頑張ってる、
そんなサロンなのに紹介が生まれないとしたら
それは『個性・強みがないから』です。
技術面での個性は「サロンの強み」ともいえます。
例えば、くせ毛は任せて、とか
マタニティエステができる、とか。
看板メニューといえるものが
サロンの技術面での強みです。
ここまではきっと分かりやすいかと思いますが
もう一つの要素、❷接客面での強み・個性が抜けている
サロンが多いのですね。
技術同様に、接客面での強みも必要です。
紹介を生むためには分かりやすい「特徴」が必要なんです。
お客様が家族やお友達にサロンの話をするときに
「あのサロンってこんな感じ」と言える個性が必要、ということ。
例えば、女性同士の会話の中で
「ここだって思えるサロンがないのよね〜」という
話があがったとき、
「あ、それならあそこのサロンがいいんじゃない」と
思い出してもらえる理由です。
思い出してもらうために必要なのが、
お客様が実感する「技術」と「接客」の強みです。
では、接客面の強みってどうやって作ればいいんでしょうか?
感動を提供できるおもてなしをする、
これが一番効果的です。
具体的なツールとして
- ウェルカムドリンク
- メッセージカード
- お礼状
- ニュースレター
- えこひいきの仕組み(メンバーズシップ制度)
- サプライズ演出
- お誕生日特典
などなど。
特に個性を出しやすいのは「サプライズ演出」です。
仕組みでいうと、こういったやり方があります。
冒頭でお伝えしたように、今日はあり方のお話です。
紹介を産むサロン・技術者のおあり方とは
何を指すのでしょうか?
私のサロンでは月に10名〜20名以上のお客様が
ご紹介でご来店します。
ご紹介でご来店いただいたお客様にとっているアンケートの中で
「なんといって紹介されましたか?」という質問奥木に
必ず出てくるキーワードが「丁寧さ」です。
「接客が丁寧だった」
「施術が丁寧だった」
「電話応対が丁寧だった」
お客様にとっては、ご家族や友人からの
「丁寧だった」という言葉が決め手になった、ということ。
これが「あり方」の一例です。
要は優先順位の問題なのですが、
仮にスタッフに、
『スピードを優先してね』
『効率・合理性が一番大事』
と襲えていたら「丁寧さ」は紹介理由にも
来店理由にもなっていないでしょう。
あり方は、あれもこれも横一列では
並べられません。
ムラやばらつきがあっては強みとは言えません。
優先順位をつけることで、それが初めて
強みとなり、個性となっていきます。
ちなみに当サロンのあり方優先順位は
- 丁寧に
- 楽しく
- 個性的に
「❶丁寧さ」を一番上に掲げていると
楽しませるために、丁寧さを欠いていいことにはなりません。
❸個性的に、というのは
「お客様に覚えてもらうこと」を意味していますが、
そのためにお客様が楽しくないなら意味がないんです。
「あり方」や「姿勢」というふうに
抽象度が高く、感覚的になってしまうものほど
優先順位が必要です。
サロンが一番大切にしているものは
スタッフに根付き、お客様へと浸透していきます。
個性を出す、というのは『強みを生かす』ということ。
技術と同じように、これが強みです、と
創り出していけるものなんです。
ちなみに、何も仕組みがないのに
紹介がちらほらあるサロンさんは、
この技術・接客の強みがある、ということですので
仕組みを導入していけば
紹介を増やして、管理できるようになりますよ。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
幸せサロン育成コーチ げしあゆみ