こんばんは、
幸せサロン育成コーチのげしあゆみです。
#サロン #稼働率 #客数 #キャンペーン
空席を埋めたいサロンさんへ「(割引しない)キャンペーンやってますか?」
みなさんのサロンでももちろん、売上目標があると思います。
目標の数字って当然、現在では達成できていないから目標なわけで、実現に向けて頑張っているんですもんね。
例えば、席数が3席。
1席当たりの売上が月に100万円だったとすると、営業時間10時間・稼働日数25日なら
時間単価はいくら上げなくてはならないでしょうか?
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4,000円ですね。「お、意外といけそう!」と思いました?
そう、イケるんです。
ただし、稼働率が100%なら!
営業時間の10時間ずっと、お席が満席だった場合の話です。
これ、稼働率が50%なら当然、目標時間単価は倍の8,000円になります。
自分のお店の現状の稼働率、知っていますか?
POSなどが入っていれば簡単に出せますが、自分でもすぐに出せます。
営業時間に対して、席が埋まっている割合を出せばいいだけです。
個人サロンが初めてのスタッフを雇うのは、稼働率が80~100%になってから
(70%を超えてきたくらいで面接を始めたり、早め準備は必要です)
広告集客を辞めるタイミングも同様です。
「稼働率」はサロンの大事な経営判断をする上で、重要な数字何ですね。
ということは、稼働率を上げることは一つの目標になっててくるわけです。
いくら単価を30,000円に出来ても、リピート率が100%でも、1日一組じゃやっていけない。
新規客であれ、リピーターであれ、お席を埋めてくれる「客数」が必要になるわけですね。
(新規:リピートの割合は2:8が理想)
目標の数字を立てるときも、現状の数字を把握するときも、客数だけでなく稼働率も出すようにしましょう。
さて、前置きが長くなりましたが、
今日はその「稼働率」を上げるためにしてほしいこと。
キャンペーンをテーマに扱います。
キャンペーン=値引き、と思っているオーナーが多いのですが、値引き以外にもたくさんあります!
むしろ、今回ご紹介したいのは「値引きはしないキャンペーン」です。
キャンペーン=一定期間に特定の目的に対して行われる活動を指して用いられる。
サロンの目的=「お客様に来ていただくこと、通っていただくこと」
その為にキャンペーンを打ち、その結果稼働率を上げていきます。
新規向け、リピーター向けで分けて1年間、毎月キャンペーンを行います。
新規はわかるけど、リピーターにも??
そう、リピーター様にこそ、キャンペーンが必要なんです。
理由は・・・
- 飽きるから
- ご無沙汰客が一回だけのトライアル客が、再来店のきっかけになるから
- 客単価を上げることが出来るから
- 来店サイクルをコントロールしやすくなるから
この理由は、リピーター向けのキャンペーンをやるメリットでもあります。
この時期なら「紫外線対策」「涼しくなること」がオススメ。
例えば「母の日」
コンビニもネットショップも、デパートもドラッグストアも、ちまたはもう、「紫外線対策」モードになっていますね。
そこに商機があるから、キャンペーンをするんです。
キャンペーンの内容は様々です。
物販なら日傘や日焼け止め、紫外線をカットする様々な商品が売られているし
サービスなら紫外線ダメージをケアできるメニューや施術。
美容室なら、頭皮がスースーするシャンプーも人気だし、
くせ毛が気になる時期なのでストレートメニューもよく出ますよね。
今のこの時期だからこそ、普段より売れる商品・サービスを
普段と同じように売っていてはもったいない!
だってもっと売れるのに!
今オススメなのはこの商品(サービス)ですよ!と分かりやすく
販促企画として打ち出していくんです。
値引きなんてしなくても、「この時期限定」「今だからこそ」という売り出し方にユーザーは反応します。
逆に値引きていないところがほとんど。
要は利用する、買ってもらうきっかけになっていればいいんです。
どうせ買うものだから、利用するサービスだから「それなら少しでも《特典》がある方を」というのが消費者の動向です。
では、来月ならどんなメニュー・商品が出ますか?
どんなキャンペーンが打てそうですか?
- フットジェルネイル&足裏角質ケア
- 広がる髪もゴワつく髪も素直なサラサラストレートになる、ストレートヘアエステ
- UVケアシャンプー&トリートメント
- 自分へのご褒美に!『紫外線ダメージケアスペシャル 贅沢フェイシャルエステメニュー』
どんどん出てきますね~
こうやってワクワク!受けたくなる!欲しくなる!のがキャンペーンなんです。
基本や値引きません。
もし割引するとしてもほんの少しお安くしてあげるくらいで十分なんです。
要は限定したイベント、時期、そのシーズン、その天気、曜日、時間帯で
「限定」「特典」のあるメニューを用意してあげればいいんですね。
ちなみに上記のようなキャンペーンなら新規でも再来でもご利用OK
ちなみに、キャンペーンは行き当たりばったりで取り組むと失敗します。
準備がちょー大事だから。
- 店内でのPOP
- ブログでの案内
- ホームページでの案内
- メルマガ、LINE@
- ニュースレターへの掲載
- DMでのお知らせ
- 既存客への店頭でのアナウンス
どんなに素敵なキャンペーンも、周知しないと、お客様に知ってもらえないと利用されないからなんですね。
できれば、2〜3ヶ月前からのカウントダウンでアナウンスすると成果がすっごく良くなります!
だから、先半年~1年間のキャンペーンは決まっていないとアナウンスのための準備は出来ません。
クライアントさまにも大体2,3か月前から準備を始めてもらっています。
毎年キャンペーンを打ち出していって、翌月や昨年のデータや売上を分析し、傾向や動向を踏まえ、新たなキャンペーンに反映させていく。
毎年毎年この繰り返しです。
3,4年やってるとね、やってるこちらが飽きてきちゃうんですよ。
こないだなんて、私ウサギの着ぐるみを着て、お客様の子供たちと写真撮ってましたからね。
キャンペーン、楽しんでます(笑)
新たなキャンペーンを考えだすのは、まさに「経営企画」です。
自分では考えづらかったら「販促イベント」と検索すると様々な事例が出てきます。
大体、私のネタ元はネットや街中で商戦しているキャンペーン。
年に一二度は、こういった企画をやっているサロンさんもあるのですが
(例えば周年イベントや、年始に福袋、夏だけフットキャンペーンなど)
オススメはこのキャンペーンを毎月、打ち出すこと。
稼働率を上げるために、すぐできる事。
キャンペーンを毎月走らせる、ぜひ取り組んでみてください!
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
幸せサロン育成コーチ げしあゆみ